投稿日:2021年1月24日 | 最終更新日:2021年8月18日
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こんにちは。
関西からお届けしているYaikoです。
最近、何かと話題のアウトドア。
キャンプってなんだか楽しそう。
でも、何から始めたら良いのか分からない。
テントも沢山あって混乱してしまう。
今回は、そんな初心者さんのためにテントの選び方をご紹介します。
テントの構造
まずはテントの基本的な構造からご案内します。
ここで使用するのはドームテントです。
ポール
テントの骨格。組み立ててテントを支えます。
インナーテント
テントの本体。ポールに取り付けて寝室になります。
フロアシート
インナーテントの床。防水加工によりテントを雨や地面の湿気から守ります。
フライシート
テントの外側。防水加工がされており、テントを雨や外気の影響から守ります。
ガイロープ
テントを固定するロープです。
ペグ
テントを地面に固定します。
前室
入口の空間。フライシートをインナーテントにかけると荷物等が置ける空間が作れます。
キャノピー
庇(ひさし)部分。テントの入口をポールで跳ね上げると紫外線や雨除けとなります。
ベンチレーション
通気口。テント内の空気循環に。湿気や結露を防ぎます。
次は簡単に組み立て方をご案内します。
1.ポールを組み立てインナーテントを取り付けます。
2.その上にフライシートを被せます。
3.ガイロープでフライシートを張りペグで固定したら完成です。
キャンプ初心者におすすめのテントの種類
さて、テントにはどんな種類があるのでしょう。
ここでは一般的な4つのタイプをご紹介します。
ドーム型テント
軽量で収納がコンパクト。設営も簡単です。
シンプルな構造で初心者からベテランまで対応するモデルの多様さ。
ソロからファミリーまでサイズも豊富です。
扱いやすさからテントの主流となっています。
ポールをクロスして自立するので設置する地面を選びません。
ルーム型テント
ドーム型の進化したモデルで、ドームテントのフライシートを大きく作りリビングスペースがあるタイプとなります。
メッシュにできるものを選べばそのまま蚊帳となり、閉じると雨風や寒さを遮るお籠りスタイルにもなります。収納スペースも豊富です。
寝室とリビングを作っても良いし、インナーテントを外せばパーティールームとしても利用できます。
大型となるので設営に慣れることと、大きな設置スペースが必要です。
ティピー型テント
ワンポールテントとも言います。
1本のポールで支える円錐型のテントのことで、ネイティブアメリカンの移住型住居からきています。
設営はとても簡単。
底辺をペグで固定し中央にポールを立て外側をロープで固定します。
三角のおしゃれなシルエットとシンプルなデザインが、使う人の個性を引き立てくれるので、最近人気のテントとなっています。
ソロから大人数までサイズも選べます。
自立しないのでペグが挿さる地面での設営となります。
ロッジ型テント
まさに家型テントです。
ポールで家の形に組み立てフライシートを被せます。
壁が立ち上がっているので居住空間がとても広く快適です。
70年代の主流テントでしたが、最近のグランピングのブームからかおしゃれにこだわるロッジ型愛用者も増えてきました。
ポールが重く本体が嵩張ること。設営に慣れる必要があります。
キャンプ初心者でも失敗しないテントの選び方
それでは、キャンプ初心者が失敗しないテントを選ぶポイントです。
テントの大きさ
キャンプは誰と行きましょう。
ソロなのかファミリーなのか。
友達と一緒に行く時もあるのか。
テントに記載されているのは最大収容可能人数となります。
くつろげる寝室にするには予定人数プラス1~2人に。
例えば家族4人なら5~6人用テントを選ぶと良いでしょう。
かと言って、むやみに大きなテントにすると嵩張って重量も増えますので、移動手段のスペースやご自身で扱える大きさを考慮してください。
設営・撤収の簡単さ
初心者にとって大事なポイントです。
設営に手間取り日が暮れてしまっては疲れてしまいます。
ストレスフリーで楽しみましょう。
手頃な価格
カッコよくて映えるテントは魅力的ですが、最初は高額なテントは必要ないかと思います。
自分好みのスタイルもまだ分かりませんし、テント以外にも欲しい道具が増えてくるものですから。
それとは逆に安すぎると安全性も劣ります。
価格もバランスが大事ですね。
ソロで1~3万円・ファミリーで5万円くらいがおすすめです。
信頼できるメーカーを選ぶ
テントは住まいですから安全であること。
信頼できるメーカーなら性能も安心です。
アフターフォローがあれば助かりますね。
季節に合ったものを用意する
夏に使用するなら蚊帳になるメッシュインナーがあるタイプ。
冬に使用するなら通気性があり結露がしにくい素材、コットンやコットン混紡のポリコットン(TC)がおすすめです。
裾にスカートがあると外からの冷気を防ぎます。
通気性が良いと夏は涼しく、冬は結露を防ぐのでベンチレーションは上下にあると良いでしょう。
耐水圧
キャンプに雨はつきものです。
寝室となるテントへの雨の浸水を防ぐため耐水圧は大切です。
耐水圧とはテントへ滲み込もうとする水の力を抑える性能値のことをいいます。
目安は耐水圧1,500~2,000mmが安心でしょう。
好みのデザイン
実はここが一番の悩みどころです。
キャンプ初心者にとっては何が好みかが分かりませんよね。
どんなスタイルが好きなのかネットや本等でチェックしてイメージを膨らませてみましょう。
好きな色があるなら、それを基にリサーチしてみても良いですね。
実際に見てみる
これが一番大事です。
大型店舗にはテントの実物展示があります。
設営されたテントの大きさを確認し触れてみて、実際に使ってみるイメージを掴みましょう。
収納時のサイズや重さも確認してください。
店舗によっては設営の仕方も教えてもらえますし、サンプルを組み立ててもらえるところもあるので、店舗スタッフの方に確認してみましょう。
キャンプ初心者におすすめのテント
以上のポイントをおさえたキャンプ初心者におすすめテントをご紹介します。
コールマン(coleman) ツーリングドームST
初めてのソロ用に断然おすすめのモデルです。
コンパクトで設営も楽々。広い前室とキャノピーを張り出したらタープが無くても過ごせます。
風の影響を受けにくい高さ、耐水圧も1,500㎜あり雨風に大変強いモデルです。好みに合わせてカラーも選べます。
詳しくはこちらの記事もご覧ください。
【Coleman】 コンパクトで高性能 最強のソロテント‼ツーリングドームST
2~3人用のツーリングドームLXもあります。
コールマン(Coleman) BCクロスドーム 270
家族4人にぴったりサイズ。
シンプルで設営し易いエントリーモデルとして大人気です。
ヒサシ部分のキャノピーポールもついて価格も良心的です。
高さは快適な175cm。耐水圧は1,500㎜あり安心です。
スノーピーク(Snow Peak) アメニティドームM
家族4人サイズ。
高品質ながら設営が簡単。
入門テントとしてスノーピークのベストセラーテントです。
前室もゆったり、サイドドアパネルで出入りが便利です。
風の影響を受けにくい構造と耐水圧1,800㎜で雨風にも安心です。
価格も魅力的。
アメニティドームについてのレビュー記事はこちら!
【Snow Peak】憧れのアメニティドームを手に入れる
【Snow Peak】ファミリーキャンプ、始めるならこのテント!アメニティドームL
6人用のLもあります。
テントファクトリー(TENT FACTORY) フォーシーズン トンネル 2ルームテント
小さめながら高さは190cmありファミリーでも快適。
耐水圧は安心の3,000mmです。
なんといってもリーズナブル。
2ルームデビューにおすすめです。
色違いのグリーンもあります。
ロングサイズもあります。
コールマン(Coleman) タフスクリーン2ルームハウス
信頼のコールマン。
高さ170cm、リビング幅320cmの広々とした空間となっています。大きなメッシュスクリーンでさらなる解放感。
風通りも抜群、雨風にも強い耐水圧は2000mmあります。
優しいサンドカラー。家族4人向きサイズですが、一人での設営も簡単です。
ディーオーディー(DOD) ワンポールテント M
5人用サイズ。
リーズナブルでオシャレで遊び心溢れる人気のDOD。
ワンポールは設営も簡単。天井高は200cmもあり圧迫感がありません。
素材はポリエステルなので軽くてコンパクトで取り扱いが楽です。
フライシートの耐水圧は2,000mmなので雨にも安心です。
3人用のSもあります。
ディーオーディー(DOD) ショウネンテントTC
2020年10月中旬に発売されたモデルです。
ソロ用ですがインナーテントを外せば2人も可能です。
前面ポールがあることで広い前室がありタープが無くても快適に過ごせます。
TC素材で夏は日差しを遮り涼しく、冬は結露を防ぎ燃えにくいので焚き火やストーブにも安心です。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
【DOD】「ショウネンテントTC」が新発売!話題の最新テントを徹底リポート!!
ナイロン素材で作られた軽量型ショウネンテントもあります
リップストップ30Dナイロンでコンパクト軽量。フライシートの耐水圧は1,500mmです。
色違いのグレーもあります。
コディアックキャンバス(KODIAK CANVAS) Flex Bow VX
コットン素材が織りなす柔らかくてマットな質感が、レトロな風合いを醸し出しています。
コンパクトな2人用テントです。
全面メッシュの窓付きで解放感があります。
組み立てもシンプルで簡単でガイロープも不要です。
コットン100%だと高価になるのですが、5万円台と魅力的なコストパフォーマンス。
オガワ(Ogawa) オーナーロッジ タイプ52R
ナチュラルなオシャレさに人目を惹きます。
全方面にメッシュ、インナーは快適なTC素材を使用。
正面の両サイドには格子デザインの大きな窓があります。
フライシートの耐水圧は1,800㎜です。
ロッジ型はリーズナブルではありませんし、設営にも慣れが必要ですがこの雰囲気は他にはない魅力があります。
まとめ
キャンプを始めるには、まずはお気に入りのテントから。
この記事を参考に、一緒に行く人数や好みのスタイルなど、自分がしたいキャンプに合うテントをイメージしましょう。
実際にお店等で確かめて、初めてのテントを選んでみてくださいね。