投稿日:2020年10月17日 | 最終更新日:2021年8月18日
本記事は一部にプロモーションを含みます
今回私がご紹介するギアは、大阪の八尾市にある株式会社柳田製作所が2018年に立ち上げたキャンプ部門「camp873」から販売しているオリジナルのキャンプギアになります。
camp873のギアは、溶接、ボルトを使用しないで、完全組み立て式でフラットに収納できることにこだわって商品開発をしているので、収納時にはコンパクトになります。
今回はこの写真のアイアンラックを紹介したいと思います。
溶接やボルトを使用しないcamp873のこだわりギア
Camp873を知ったのは2019年3月に万博記念公園で開催されていたアウトドアフェスでした。
当時、アイアンラックといえば写真のようなアイアンの脚部分に棚板を差し込むことでラックにするものが出回っていたのですが、脚の部分が斜めに立ち上がってしまうために、私が希望する物ではなかったのです。
その時に、このcamp873の組み立て式アイアンラックと出会い、「これは凄い!!便利そう!!」と感動したのです。
商品開発の際に「こんな物があったらいいな」や「見た時や、手にした時にワクワクする」といった事を考えて製作していると聞きました。
そして、「組み立て式であるけれど、溶接はボルトを使わずに作り上げ、長く利用してもらえたら嬉しい」と言っていた事がとても印象に残り、こちらのアイアンラックを購入することになりました。
便利そうだと感動したアイアンラック
このアイアンラックにはロータイプとハイタイプがあり、カラーも赤と黒の2色展開されています。
この写真では、camp873のロータイプの赤と、ハイタイプの黒のラックを並べています。
今回は紹介していませんが、手前にはcamp873のアイアンローテーブルも置いてあります。
前面からの写真だとラックの全体が写っていないので、ラックの裏側からにはなりますが全体の状態が分かる写真はこちらです。
フレームだけで販売しているので棚板は別で買いましたが、ホームセンターで流通している1×6材(900×140×19㎜)を1段に2枚を並べるとピッタリと収まるサイズで作られているため、どこでも手に入れる事が出来ます。
私は黒のハイタイプには1×6材(900×140×19㎜)にブライワックスのウォルナットカラーでの塗装をしており、男前なカラーにしています。
赤のロータイプには、木目の綺麗な板をみつけたので無塗装のまま使用しており、こちらは900×140×14㎜の少し厚みの薄い板を乗せております。 棚板が別売りなので、自分好みの板を用意できるのも良いポイントだと思います。
ロータイプの方は、下段に板を置かなければ荷物置き以外にもテーブルとして使えます。
テントの種類が小型で高さが低い場合でも使用できることが多く、とても便利です。
ラックの仕様紹介
ハイタイプ
【873ラック】組立式アイアンラック (フレームのみ)
価格:¥ 11,000-
組立時:W900mm×D330mm×H740mm(棚板含む)
収納時:W330mm×D720mm×H20mm(フレームバー除く)
重量:約3.7kg
URL:https://camp0873.base.ec/items/14968117
ロータイプ
【873ラックローVer.】 組立式アイアンラック(フレームのみ)
価格:¥ 9,570-
組立時:W900mm×D330mm(板置部290mm)×H430mm(棚板含む)
収納時:W330mm×D410mm×H20mm(フレームバー除く)
重量:約2.5kg
URL:https://camp0873.base.ec/items/19200549
ラックの組み立て方
①サイドフレームを立てます。
サイドフレームはフレームの端が、外側が広がるように(赤丸)に置きます。
その際、左右の判断は筋交いのバーを差し込む部分(青丸)があるので、そちらが奥になるようにします。
②青丸の部分に筋交いのバーを差し込みます。
筋交いのバーは丸い穴(黄丸)が開いているほうが下側になります。
③反対側は斜め上の差し込み口に差し込みます。
④一番上の部分に横長バーを取り付けます。
切り込み部分にしっかりはめ込むように取り付けます。
⑤上のフックにもなる短いバーを取り付けます。
これで完成です。
あとは好きな位置に棚板を乗せて使います。
お気に入りのポイント
アイアンラックがコンパクトになるという部分以外にも、私が気に入っている部分があります。
私がこのアイアンラックを使うときは、調理関係のギアをまとめて置いており、調理の時には最上段を調理テーブルに利用しています。
その時に、フック(赤丸の部分)に丸棒を1本取り付けるだけで、タオルやキッチンペーパー、それにシェラカップをかけておくことができます。
丸棒が無くてもフックがあるので、ゴミ袋をかけると調理中のゴミをすぐに捨てることができ、とても便利で気に入っている部分です。
また、キャンプ中は天候がコロコロと変わる事もあり、雨が降ってきたりして配置を変えたいこともあります。
このアイアンラックは横に連結した棚ではないため、配置を変える際にすぐに移動できるのも気に入っています。
今回は、コンパクトになり、なおかつ自分なりの使い方でテントサイトを便利にできるcamp873のアイアンラックの紹介でした。