投稿日:2020年7月26日 | 最終更新日:2024年7月22日
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近年人気急上昇中のキャンプですが、実際にキャンプをしたいと思っていても、初心者だけだと不安で挑戦できていない方は多いのではないでしょうか?
実は、ポイントを抑えるだけで初心者2人でもキャンプは十分に楽しめます。
そこで本記事では、キャンプ初心者2人がキャンプを楽しむための注意点や、おすすめの楽しみ方、準備する道具などをご紹介します。
二人キャンプにおすすめのキャンプ場も併せてお伝えしますので、キャンプデートを考えているカップルや友人同士でキャンプしたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
キャンプ初心者二人でキャンプはできる?キャンプの注意点を紹介
そもそもキャンプ初心者2人でキャンプはできるのか、経験者と一緒じゃないと無理なのではないか、と思っている方も多いのではないでしょうか。
ここでは、初心者2人でキャンプに行くことはできるのかという点や、キャンプにおける注意点をご紹介します。
初心者二人でキャンプはできる?
ファミリーや大人数のグループで行くイメージがあるキャンプですが、近年は「ソロキャンプ」という言葉が生まれるなど、少人数でのキャンプも人気を集めています。
実際にキャンプ場には、カップルや夫婦など二人でキャンプを楽しんでいる方が良く見受けられます。
もちろん、どちらかがキャンプ経験者であればテント設営や食事の準備が短時間で済むといったメリットはありますが、初心者2人でも大丈夫です。
難しいとされるテントも簡単に組み立てられるものも販売されており、キャンプに必要な道具を貸し出してくれるキャンプ場もあります。
「キャンプ経験者ではない」ということは、あまり大きなハードルではありません。
また、初心者の二人だから味わえる魅力もおすすめするポイントの1つです。
例えば、食材など準備するものが少なくて済みますし、慣れない作業を協力して行うことで自然と2人の距離が縮まります。
静かな空間でリラックスすることで、いつもはしない話もできるので、初心者同士の二人キャンプはカップルや夫婦に向いています。
キャンプの注意点
ここでは、キャンプに行く前に確認しておくべき注意点を5つご紹介します。以下の注意点をしっかり守って、安全で快適なキャンプを楽しみましょう。
・キャンプ場の予約
週末や大型連休にはキャンプ場が混み合っていることが多いので、事前に予約をしておきましょう。
一般的なキャンプ場は、キャンプ希望日の2ヶ月前ぐらいから予約ができます。
・忘れ物確認
忘れ物がないか、キャンプ前日に今一度確認をしておきましょう。
現地で調達可能なものであれば良いですが、調達ができなかった場合は二人の雰囲気が悪くなってしまう可能性もあります。
こちらの記事を参考にしてください。
・服装
キャンプに適した格好かどうかを確認しておきましょう。
おしゃれを優先するのではなく、靴はスニーカーなどの歩きやすさを重視しましょう。
また、さっと羽織れるパーカーなど体温調節ができるアウターも用意しましょう。ズボンはジーンズなどの動きやすい長ズボンがおすすめです。
・テントの張り方
初心者の方は、簡単に扱えるテントがおすすめです。
可能であれば自宅の庭や公園などで一度テントの張り方を予習しておくと、当日の設営がスムーズにできるでしょう。
・火の熾し方
初心者には案外難しい火熾しですが、動画再生サイトなどで炭の置き方や着火剤の使い方を詳しく説明している動画もあるので、確認するようにしましょう。
キャンプ初心者二人での楽しみ方は?
「キャンプに行っても何をどう楽しんだら良いのか分からない…」と悩んでいる初心者の方もいると思いますので、キャンプ初心者二人での楽しみ方を5つご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
二人で料理
料理はキャンプの醍醐味の1つです。大自然に囲まれ二人で協力して作り上げた料理は、格別な味がすることでしょう。
しかし、限られた道具で料理するのはなかなか難しいものです。ここでは、キャンプ初心者でも簡単に作れる、おすすめ料理を3つご紹介します。
・BBQ
網で好きな食材を焼くだけなので、初心者でも失敗することがありません。予め食材に下味を付けてから持っていくと、ワンランクアップした味を楽しめるのでおすすめです。
・煮込み料理
鍋に入れて放っておくだけで完成です。カレーやビーフストロガノフなど、さまざまなレシピが楽しめます。
・チーズフォンデュ
アルミホイルを鍋代わりにすれば、洗い物が出ないので後片付けも楽に済みます。チーズが伸びたところを写真に撮ればSNS映えすること間違いなしです。
運動する
大自然の中で体を動かすのもおすすめです。
キャンプ場によっては敷地内にアクティビティ施設があるところもあるので、二人で楽しむのも良いでしょう。
また、二人キャンプの遊びとして、フリスビーやバドミントンなどをする方もいます。
「ラリーを10回続ける」などの目標を決めて行えば、ただ体を動かすだけではなくゲーム感覚で楽しめます。
二人一緒に体を動かせば、仲も深まります。
雨の日キャンプ
楽しみにしていたキャンプの日に、雨が降ってしまう可能性もあります。
しかし、雨の日ならではのキャンプの楽しみ方もありますので、参考にしてみてください。
おすすめは、カードゲームやジェンガ、ボードゲームです。
家の中でするのとは違った特別感が味わえて、思い出に残るでしょう。
これらの遊びは、雨の日だけでなく夜にテントの中で楽しむのもおすすめです。
ただし、雨の日に川や崖の近くでキャンプを行うのはとても危険です。予定していた場所が河川から近い場合は、延期するようにしましょう。
焚き火
キャンプの代名詞とも言えるのが、焚き火という方も少なくないのではないでしょうか。
やわらかく揺らぐ炎は、心を癒してくれるでしょう。
ロマンチックな雰囲気の中リラックスした状態で話せば、お互いの本音を知ることができるかもしれません。
ただし、焚き火ができないキャンプ場もありますので、事前にキャンプ場に確認する必要があります。
花火
こちらも定番ではありますが、キャンプ場で花火をすれば思い出にも残ります。
周りに街灯などがないキャンプ場だからこそ、いつもより綺麗な花火が楽しめるのでおすすめです。
ただし、夏場はキャンプ場が混雑しますので、周囲の迷惑にならない範囲で楽しむのが前提です。
線香花火など音のしない花火は、周囲にも迷惑がかからず楽しむことができます。
キャンプ初心者が最低限揃えたい道具
キャンプ場によっては必要な道具を全て貸し出していますが、何度も二人キャンプを楽しもうと考えているのであれば、自分専用のこだわり道具を揃えるのもキャンプの楽しみの1つです。
ここでは、キャンプ初心者が最低限揃えておきたい道具を4つご紹介します。
尚、下記に書かれていないBBQグリルや調理器具などは、レンタルできるキャンプ場が多いため、無理に購入しなくても良いでしょう。
二人用テント
「初心者だから適当に安いものでいいや」と選んでしまうと、後悔することになるかもしれません。
初心者だからこそしっかりした作りのテントを選びましょう。
テントによっては、丁寧に設営しないと雨漏りや、すきま風が入ってくるようなテントも中にはあります。
安くても質が良いテントもありますが、はじめは少し高くても大手メーカーのテントから選ぶようにすると構造もしっかりとしており、保証などもあるので安心です。
その点も考慮して自分に合ったテントを購入することをおすすめいたします。
また、設営のしやすさも初心者にとっては重要なポイントになります。
初心者の方におすすめなのはドーム型のテントです。設営自体もシンプルなので、要領を掴めば二人でもスムーズに設営できます。
さらに、一般的にテントにはペグやロープが付属品として同梱されていますが、なかには付属のペグやロープの耐久性が低いものもありますので、テントの強度を確保するためにも、別途でペグなどは用意しておくと安心ですよ。
二人サイズのテーブルとイス
料理を作るときはもちろん、休憩したりくつろいだりするときに使用するテーブルとイスは、キャンプには必須の道具です。さまざまな形状のものが販売されていますが、高さを変えられるテーブルと、背もたれがあるタイプのイスがあると便利です。
料理をする際、テーブルが低いと中腰の状態になり、体に負担がかかります。立ったまま使える高さだと、負担がなく快適に料理ができるでしょう。また、背中を預けられるイスはリラックスするときに重宝します。ドリンクホルダーやリクライニング調整機能が付いているイスもあるので、好みのものを選びましょう。
ランタンやLEDライト
基本的にキャンプ場では、明かりがないので夜になると真っ暗になります。
夕方でも予想以上に暗くなるので、ランタンやLEDライトを持参しましょう。
特に初心者におすすめなのは、LED型のランタンです。
燃料を使用するタイプに比べると操作が簡単ですし、転倒しても引火するリスクがないので安心です。
ただしLED型のランタンは、通常のランタンよりも明るさが若干劣ります。LED型ランタンを2つ用意するか、懐中電灯と併用するなどの工夫は必要になるでしょう。
寝具
キャンプの快適性を大きく左右するのが寝袋です。
寝袋は製品によって最適なシーズンが異なるので、使う季節や利便性などを考えて購入しましょう。初心者におすすめなのは、化学繊維の封筒型の寝袋です。
化学繊維の寝袋であれば自宅で洗濯でき、価格も羽毛に比べると安いです。
水濡れにも強いため、メンテナンスが簡単という点も初心者には嬉しいです。
また、封筒型は普段の毛布と同じように使用できるので、圧迫感のあるマミー型の寝袋に慣れていない方には適しています。
羽毛に比べると少し重たくはなってしまいますが、二人キャンプでは荷物が少ないので車のトランク内の収納に困ることもないでしょう。
二人キャンプにおすすめのキャンプ場を紹介
ここまで二人キャンプの注意点や楽しみ方などをご紹介してきてました。
それでは、実際にキャンプに行く場合、どこのキャンプ場を選べば良いのでしょうか。
キャンプ場選びに迷っている方に向け、ここではキャンプ初心者二人で楽しめるキャンプ場を3つご紹介します。
キャンプ場選びを失敗してしまうと、楽しい思い出になるはずのキャンプも台無しになってしまうので、必ずチェックしておきましょう。
成田ゆめ牧場ファミリーオートキャンプ場
まず、1つ目におすすめするのは、千葉県にある成田ゆめ牧場ファミリーオートキャンプ場です。都心からのアクセスが良く、「手ぶら宿泊セット」を利用すれば準備するものは食材のみという手軽さが魅力です。トイレやシャワーが綺麗な点も、嬉しいポイントです。
住所:千葉県成田市名木730-3
電話番号:0476-96-1001
北軽井沢スウィートグラス
2つ目にご紹介するのは、群馬県にある北軽井沢スウィートグラスになります。
おしゃれな雰囲気のキャンプ場なので、ロマンチックに過ごしたいカップルにピッタリです。
キャンプ道具のレンタルも充実していますし、場内で食材調達も可能です。貸切風呂があるので、ゆったりとお風呂に入ることもできます。
宿泊施設としてツリーハウスもあるので、SNS映えも狙えます。
住所:群馬県吾妻郡長野原町北軽井沢1990-579
電話番号:0279-84-2512
若洲公園キャンプ場
最後にご紹介する若洲公園キャンプ場は、東京駅から約30分というアクセスの良さが魅力です。「手ぶらでキャンプセット」が用意されており、キャンプ用品はもちろん食材も現地で調達できるので、初心者でも安心してキャンプに挑戦できます。キャンプファイヤープランなど数多く用意されているので、キャンプ未経験者でも十分にキャンプ気分を味わえます。
住所:東京都江東区若洲3-2-1
電話番号:03-5569-6701
まとめ
二人キャンプは、日常生活では味わえない開放感が味わえ、協力して行う作業が多いため自然と距離が縮められます。
なかには「初心者だけではキャンプは楽しめない」と思っている方もいるかもしれませんが、記事内でご紹介したキャンプ場のように、初心者向けのセットを用意しているキャンプ場も数多くあるので、それらを上手に利用するのもポイントです。
今回ご紹介した注意点や楽しみ方、必要最低限の道具などを参考にして、初心者二人でのキャンプを成功させましょう。