投稿日:2024年2月21日 | 最終更新日:2024年4月17日
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「Function is Beauty(機能美)」と「Light & Fast(軽量と迅速)」をコンセプトに掲げているアウトドアブランド『mont-bell(モンベル)』。
キャンプなどのアウトドアレジャーからトレッキングや本格的な雪山登山まで、アウトドアに関する物なら何でも揃う万能型のメーカーとして有名。中でも1982年から進化し続けている”ゴアテック製”のレインウェアには、ユーザーから高い評価を得ています。
今回の記事では、レインウェアの選び方の詳しい解説とモンベルの人気商品「ストームクルーザー」をご紹介していきます。
アウトドア用レインウェアの選び方
天候の変わりやすいアウトドアでは欠かせないアイテム「レインウェア」。各メーカーから様々なタイプが販売されていて、どれを買ったらいいのか迷ってしまいますよね。
ここでは、自分に合ったレインウェアを選ぶ際のチェックポイントを解説していきます。
耐水圧はどのくらいか
まずは、一番気になる”耐水性”について解説します。
商品のスペック欄に記載されている耐水圧はmm(ミリ)という単位で表示されており、数値が高いほど雨などの侵入を防ぐ防水性能が高くなります。
雨の強さなどの数値は以下になります。
小雨:約500mm
中雨:約2,000mm
大雨:約10,000mm
嵐 :約20,000mm
登山のような過酷な環境かで使用する場合の目安は20,000mm以上の耐水圧。キャンプや釣りなど、平地で使用する場合の目安は10,000mm以上の耐水圧のレインウェアを選ぶのがおすすめです。
ちなみに、一般的なナイロン傘の耐水圧は約200mm~500mm程度。手がふさがらないという意味でもアウトドアシーンではレインウェアが重宝されています。
重量はどのくらいか
基本的にレインウェアは、バックパックに収納して携行することが多くなります。そのため登山などのアウトドアシーンでは、軽いモデルでコンパクトに収納できるかを意識しましょう。
ただし、レインウェアは単純に軽ければ良いというものではありません。軽さを追求しすぎると耐水圧や耐久性が下がる傾向にあるので注意が必要です。
車でのキャンプで重量や収納性を重視しない場合は、耐水圧や透湿性など他の項目に注力するのがおすすめ。使用するシーンをよく考えて選びましょう。
どのような素材を使っているか
雨などの侵入を防ぐ”耐水圧”はもちろん、体からでた汗の水蒸気を効率よく外に逃がす”防水透湿性”も選ぶ際に重要なポイントです。
代表的な防水透湿素材として「ゴアテックス(GORE-TEX)」、「イーベント(eVent)」、「パーテックス・シールド(PARTEX SHIELD)」など、各社からさまざまな素材が出ています。
多くのレインウェアは、防水透湿性のあるメンブレンという膜を中心に表地と裏地の3層構造になっています。また、表地や裏地を持たない2層構造の生地を使用しているレインウェアあり、生地の組み合わせによって強度や軽量性などの特徴が異なります。
3層構造はサラリとした肌触りが特徴で着心地が抜群に良く、2層構造は生地の量が減る分軽量かつコンパクトに持ち運ぶことが可能。素材自体の防水透湿性にそれほど差はないので、レイヤー構造に注目して選びましょう。
どのような形状か
レインウェアのスタイルや形状を分けると、大きく3つのタイプに分類することができます。
膝上丈まである「レインコート」、頭からすっぽりと被る「レインポンチョ」、ジャケットとズボンの上下に分かれている「レインジャケット(セパレートタイプ)」。
各特徴に合わせて、自分の使用シーンに合ったものを選びましょう。
【レインコート】
レインコートは丈が膝上まである、羽織るタイプのレインウェア。スタイリッシュなデザインが多いためビジネスや通学シーンで使用されることが多いです。
ただし、下半身をカバーしきれない点でアウトドアには不向きな形状といえます。
【レインポンチョ】
レインポンチョはリュックを背負ったままでも頭からすっぽり被ることが可能。軽量かつコンパクトなので、キャンプなどで小雨に対応する分には使いやすい形状です。
ただし、下半身まではカバーできず、風に吹かれるとバタついたり足元が見えづらくなるので、大雨や嵐とは相性が悪いといえます。
【レインジャケット(セパレートタイプ)】
セパレートタイプのレインジャケットは上下合わせて着るため、防水性能が高く動きやすいのが特徴です。
そのため、登山や天候の悪い日のキャンプや釣りには最も適しているといえます。
フードの大きさやフィット感はどうか
「歩行時の視界の確保」や「顔周りが濡れないか」など、フードの大きさはレインウェアを使用する上で重要なポイント。また、さまざまな頭の形状に合うように調節ができるかなど、フィット感や動かしやすさもチェックしておくのがおすすめです。
例えば、後頭部や左右にサイズ調節ができる”ドローコード”が付いていたり、後頭部分にフードの角度を調節する”ベルクロ”が付いていたりすると自由度高く快適に使用できます。
ちなみに「ヘルメットが必要なアクティビティ」や「バイク・自転車の運転時」などでレインウェアを使うときに便利な、ヘルメットごと覆えるタイプもあるので、購入の際にはしっかりとチェックしましょう。
パンツの丈は短くないか
レインウェアの性能が良くても、自分のサイズに合っていないと隙間から雨や水が入ったり動きにくかったりします。
とくに、セパレートタイプのパンツ丈が短すぎると、靴やパンツの隙間から水が浸入してしまうので、足元がびしょ濡れになってしまいます。
可能であれば店頭で試着をし、足を上げたときに足首がしっかりと覆われているのかをチェックしてみてください。ネットで購入する際には、とくにサイズに注意するようにしましょう。
靴を履いたままパンツを履けるか
アウトドア時に、急な雨や嵐ですぐにレインパンツを履きたいときってありますよね?
とくに、登山などでは足場も悪いので靴を脱ぎ履きするのも一苦労。そんな時は裾の外側にファスナーが付いているタイプのレインパンツがおすすめです。
中には、両サイドが腰部分まで完全に開くものもあり、靴を脱がずに立ったまま履くことができるレインウェアもあります。泥などで汚れた靴でパンツの中を汚す心配もありませんよ。
ゴアテックスのレインウェアが選ばれるのはなぜ?
高機能素材で近年注目を集めている”ゴアテックス”ですが、人気の理由はいったいどこにあるのでしょうか?
ここからは「そもそもゴアテックスとは?」というところから、その機能性や種類について解説していきます。
ゴアテックスとは?
「ゴアテックス」が生地名と勘違いされがちですが、実際は”ゴア社が提供するブランド名”のこと。生地名は「ゴアテックス ファブリクス」といい、高い耐水性・透湿性・防風性・耐久防水性が特徴です。
信頼性の高さからアウトドア界では定番ブランドとして高い人気を誇り、ジャケットやパンツはもちろん、フットウェアやグローブなど幅広い高機能製品を取り扱っています。
防水透湿に優れている
「カッパやポンチョを着ていたけど雨が浸透してきた。」や「かいた汗でレインウェアないが蒸れて気持ちが悪い。」そんな経験をしたことはありませんか?
ゴアテックス ファブリクスの最も優れている点は、その高い”防水透湿性能”。雨や水をしみ込ませない防水性とウェア内の蒸気をにがす透湿性を兼ね備えています。
また、ゴアテックス製品はいくつかの生地が合わさってできており、ベーシックな”3層構造”は丈夫で耐久性が高く、裏地の代わりに保護シートやコーティングを施した”2.5層構造”は軽量かつコンパクト、表地とメンブレンのみの”2層構造”は着心地が良いなどの特徴があります。
ゴアテックスにも種類がある!
ゴアテックスでは、用途に応じた8種類のテクノロジーを提供しています。
・一般的な「ゴアテックス」
・頑丈重視の「プロ」
・持続通気性の「パフォーマンス」
・軽量かつコンパクト重視の「パックライト」
・パックライトをやや丈夫にした「パックライトプラス」
・頑丈無視の軽量化「シェイクドライ」
・頑丈さと軽量さの「アクティブ」
・防水なしの通気性重視「インフィニウム」
どれも得意分野が違うのでランクがあるわけではありませんが、比較的価格が高いのは「プロ」です
店頭で商品を見たときに、どのテクノロジーが使われているかは”商品タグ”に記載されているのでチェックしてみましょう。
mont-bell(モンベル)のレインウェアと言えばストームクルーザー!
「ストームクルーザー」は、ゴアテックス ファブリクスを採用したモンベルのレインウェア。防水性・透湿性・重量などから、究極のレインウェアとして数多くのアウトドアシーンで利用されています。
通常のジャケット、フード着脱式ジャケット、パンツとラインナップがあるので、ここからは各商品ごとにご紹介していきます。
ストームクルーザー ジャケット
「ストームクルーザー ジャケット」は、圧倒的な防水透湿性能を誇るゴアテックス ファブリクスを採用したレインジャケットです。
耐水圧50,000mm以上のスペックがあるので、どんな悪天候でも安心して使用可能。防風性能もあるのでウィンドブレーカーとして使用したり、冬は防寒着として使用できたりします。
また、生地がしなやかなので着心地も抜群。サイズはXS~L-W(ゆったり)までの9段階あるので、自分の体にフィットする商品を選べます。カラー展開は7色となっており、男女ともに選びやすい配色が多いのも魅力の一つですよ。
詳細 | |
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素材 | ゴアテックス ファブリクス3レイヤー 【表】 □20デニール・バリスティック® □ナイロン・リップストップ |
耐水圧 | 50,000mm以上 |
透湿性 | 透湿性:35,000g/m²・24hrs (JIS L-1099B-1法)(参考値) |
重量 | 254g |
カラー | ・ブラック(BK) ・カーキ(BNKH) ・ダークグリーン(DKFO) ・ブルーグリーン(DKTL) ・イエロー(MST) ・ブルー(PB/SO) ・レッド(RD) |
サイズ | XS/S/M/L/XL M-R(ゆったり) M-W(ゆったり) L-R(ゆったり) L-W(ゆったり) |
サイズ (収納時) | 7.5×7.5×15cm |
公式HP | ストームクルーザー ジャケット |
ストームクルーザー デタッチャブル フード
「ストームクルーザー デタッチャブル フード」は、ストームクルーザー ジャケットに着脱式のフードを備えたモデル。腰部分にジッパー付きのポケットが2個ついており、サイズはXS~XLまでの5段階となっています。
また、フードはジッパーとホックで簡単に取り外し可能。近年アウトドアを楽しむ女性が増えてきたこともあり、機能性だけでなく見た目のおしゃれさも重要なポイントです。
ストームクルーザー デタッチャブル フードは、首元をスッキリとさせることができるので、防水ハットと組み合わせてコーディネートを楽しめますよ。
詳細 | |
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素材 | ゴアテックス ファブリクス3レイヤー 【表】 □20デニール・バリスティック® □ナイロン・リップストップ |
耐水圧 | 50,000mm以上 |
透湿性 | 35,000g/m²・24hrs (JIS L-1099B-1法)(参考値) |
重量 | 253g |
カラー | ・ピンク(CLART) ・ネイビー(DKNV) |
サイズ | XS/S/M/L/XL |
サイズ (収納時) | 7×7×14cm |
公式HP | ストームクルーザー デタッチャブル フード |
ストームクルーザー パンツ
「ストームクルーザー パンツ」は、生地にゴアテックス ファブリクスが使用されていて、防水・はっ水処理が施されているレインパンツです。
透湿性が向上したほか、耐久性を損なわずに大幅な軽量化も実現。裾が大きく開くボトムジッパーやロングボトムジッパーを活用することで、パンツの中を汚すことなく素早く着脱できます。
また、裾に通したゴムにより、登山や高所でのキャンプでの裾野バタつきを抑えたり、丈が長めのパンツを履くときの長さ調節が可能な”サムエルシステム”も導入されています。
詳細 | |
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素材 | ゴアテックス ファブリクス3レイヤー 【表】 □20デニール・バリスティック® □ナイロン・リップストップ |
耐水圧 | 50,000mm以上 |
透湿性 | 35,000g/m²・24hrs (JIS L-1099B-1法)(参考値) |
重量 | 195g |
カラー | ・ブラック(BK) ・ネイビー(IND) ・ライトグレー(LTSV) ・グレー(SHAD) |
サイズ | XS/S/M/L/XL M-S(ショート)/L-S(ショート) XL-S(ショート)/S-L(ロング) M-L(ロング)/L-L(ロング)/XL-L(ロング) |
サイズ (収納時) | 7×7×12cm |
公式HP | ストームクルーザー パンツ |
mont-bell(モンベル)のストームクルーザーがあれば雨天時も安心!
日本は梅雨や台風、夕立などが多いため、アウトドアをする時には雨対策が必須な国です。体が濡れて不快に感じながらアウトドアをしたり、体調を崩してしまっては元も子もありません。
mont-bell(モンベル)のストームクルーザーがあれば、急な雨の降る日はもちろん海釣りなどで波が高い場合でも、安心してアウトドアを楽しむことができます。
この記事を参考に、ゴアテックスの圧倒的な防水透湿性を誇るレインウェアを手に入れてみてはいかがでしょうか。