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キャンプをする際に、テントを立てることなく車中泊を楽しむというスタイルも浸透しつつあります。YouTubeでも車中泊を楽しんでいる人の動画が多く投稿されているため、興味が出てきた人も多いかもしれません。
しかし、車中泊はテント泊とは用意しなければいけないものも異なるので、車中泊用のアイテムを揃えておく必要があります。その中でも特に大切なのは、快適な睡眠を手に入れるためのマットです。今回は、車中泊で使うマットの選び方やおすすめの商品をピックアップしてご紹介します。
車中泊にマットは必須？
車中泊をする場合、後部座席をすべて寝かせた状態にしてベッドスペースを作るケースが多いです。そのままでも寝られないことはありません。しかし、座席を寝かせた状態で平らになる車種は少なく、どうしても凸凹や斜めになることもあるため、マットは必須アイテムです。
また、マットを購入する際に保温性が高いタイプを選べば秋冬も快適に過ごせます。テント泊ではなく車中泊をしようと考えているのであれば、同行者全員が眠れるスペースを確保できる広さのマットを用意しておきましょう。
車中泊用マットを選ぶ際に注目したいポイント
車中泊用のマットは、車中泊をしようと思わない限りなかなか注目することがないアイテムです。そのため、選び方のポイントを知りたいという人もいるでしょう。続いては、車中泊用マットを選ぶ際に注目したいポイントについて解説していきます。
サイズ
サイズは、必ず確認しておくべきポイントです。車のサイズに合うものを選ばなければ、せっかく買っても快適な空間を作り出せない可能性があります。
小さいと寝心地が悪くなり、大きいと車に入らなくて使えない場合も考えられます。失敗しないようにするには、あらかじめ車のサイズやシートの幅を確認しておくことをおすすめします。
厚み
マットの厚みは、商品によって異なります。薄いマットを選んでしまうと準備や片付けは楽になるでしょう。しかし、底冷えしてぐっすりと眠れなくなってしまうことがあります。厚みがあるマットなら、シートの凹凸も感じにくくなるため、より快適なベッドスペースを作り出せます。
空気の入れ方
空気の入れ方は、自動注入式と手動式の2種類があります。自動注入式は、インフレーターと呼ばれているタイプで栓を開けると自動的に空気が入ります。そのため、その都度自分で空気を入れる必要はありません。マットを膨らませる手間を省きたいのであれば、自動注入式がおすすめです。
手動式は、その名の通り自分で空気を入れなければいけないタイプです。空気を入れるのは手間に感じてしまうかもしれません。しかし、自分の好みの硬さにできるのは手動式ならではのメリットです。
自動注入式と手動式は、いずれも異なる特徴を持っています。使いやすさや用途に応じて、適したタイプを選んでみてください。
収納サイズ
車中泊マットを購入するなら、収納サイズも確認しておかなければいけないポイントになります。収納サイズは、マットを畳んだ状態のサイズを意味します。
厚みは寝心地に直結するためできるだけ厚い方がおすすめですが、収納サイズが大きくなってしまうのが難点です。車種によっては、場所をとってしまうので他の必要な荷物を積載するのが難しくなってしまう可能性もあります。車のサイズと収納サイズのバランスがどの程度か把握した上で、購入するアイテムを選ぶようにしましょう。
滑り止めや連結機能などの機能性
マットによって、滑り止めがついているタイプ、連結できるタイプ、断熱性に優れたタイプなど特徴があります。寝返りの癖があったり、マットをしっかりと固定したかったりする場合は、滑り止めがついているマットがおすすめです。秋や冬といった寒いシーズンにも使用するなら、断熱性の高さも確認しておきましょう。
車中泊におすすめのマット12選
車中泊用のマットは、各メーカーから色々なタイプが販売されています。そのため、どれを選んだらいいか迷ってしまう人もいるでしょう。ここでは、特におすすめしたいマットをピックアップしてご紹介します。
Coleman（コールマン） キャンパーインフレーターマット／WセットⅡ
幅広い使い方ができる2枚組セットになっているのが、Coleman（コールマン）のキャンパーインフレーターマット／WセットⅡです。厚さは5cmとなっているので薄いように感じるかもしれません。しかし実際は快適な寝心地を実現できる造りになっています。
スナップボタンで連結することも可能です。そのため、寝相が悪い人が使ってもズレる心配がありません。
FIELDOOR（フィールドア） 車中泊マット
バルブを開くだけで空気が入る使い勝手の良さに定評があるアイテムがFIELDOOR（フィールドア）の車中泊マットです。空気を入れる手間を省けるため、楽に車中泊を楽しめます。厚さは5cmと10cmから選択できるので、好みに合う方を購入すると快適な睡眠を手に入れられます。
マットの生地は汚れても拭き取りやすいポリエステルを採用しています。ボタンが付いているので連結して使えば、後部座席全体をベッドスペースとして使うことも可能です。また、エアーベッドのように使うこともできるのでテント泊でも重宝します。
DOD（ディーオーディー） ソトネノキワミM
DOD（ディーオーディー）のソトネノキワミMは、バルブを開放するだけで空気が入るオートマチックエラバルブを採用しているマットです。マットの内部には10cm厚のウレタン、表面は伸縮性のある素材を使っているため、快適な睡眠をサポートしてくれるのも特徴です。
枕カバーとシーツ部分は、取り外して丸洗いができます。そのため、汚れがちなキャンプ・車中泊でも使いやすいです。使い勝手の良さだけではなく、アウトドアでも睡眠環境に妥協したくないと考えている人には特におすすめです。
Mozambique（モザンビーク） ALUMINUM FOAM
高い耐熱性と耐久性を誇っているマットがMozambique（モザンビーク）のALUMINUM FOAMです。表面にアルミ加工を施すことにより、耐熱性や耐久性の高さを実現しています。夏はべたつくことがないので、季節を問わず快適な車中泊を楽しみたいと考えている人に最適です。
何年も使い続けられるため、長くキャンプや車中泊を趣味にしたいと考えている人におすすめです。格安なマットを頻繁に変えているという場合はALUMINUM FOAMを活用してみてください。
エアマットではないので取り出しやすさや片付けやすさもピカイチです。車中泊で収納スペースをあまり確保できないといったケースにも適しています。
ONLY STYLE（オンリースタイル） 車中泊専用マット標準サイズ
2011年に発売されて以来、進化を続けてきたのがONLY STYLE（オンリースタイル）の車中泊専用マット標準サイズです。本店や通販サイトのレビュー数が多いアイテムとなっているため、品質の高さも伺えます。収納時はかなりコンパクトになるため、片付けておきやすいのも魅力です。
密度が高いウレタンフォームを採用していることから、寝心地も良くなっています。快適な車中泊を楽しみたい人におすすめです。マットの表面はさらさらしていて柔らかいポリエステル素材、裏面はスウェード調のノンスリップ生地を採用しているため、季節ごとに使い分けができます。
アイリスオーヤマ 車中泊マット厚み5cm
コンパクトな収納を実現し、車中泊やテント泊、防災用など幅広い場面で役に立つのがアイリスオーヤマの車中泊マット厚み5cmです。長時間寝ていても疲れにくい高密度ウレタンを使用しているため、車中泊でも快適な睡眠を手に入れられます。適度な反発感もあるので、寝返りも打ちやすいです。
自動で膨らんでくれることから、セッティングのしやすさにも定評があります。約5分でセッティングできるので、食事の支度などをしている間にベッドの準備ができます。息を吹き込むと硬め、空気を抜くと柔らかめになるため、好みの硬さに調整することも可能です。
ボタンで2つのマットを連結させれば、大人2人がゆったりと休めます。家族で車中泊をする際にも重宝するアイテムです。
WAQ（ワック） インフレータブルマット
楽天デイリーランキングでアウトドア部門・アウトドア用寝具部門・マット部門で1位を獲得するという実績を持っているのが、WAQ（ワック）のインフレータブルマットです。ミニバン（セレナやヴォクシー、アルファード、ベルファイア、エスティマ、エルグランドなど）に対応したサイズで車中泊にも最適です。弾力性が高いひし形ウレタンフォームを採用していることから寝心地も良くなっています。
このマットには特大バルブが2つ搭載されています。そのため、バルブを開いてからわずか3分で膨らみスピーディーに設営できます。裏面には滑り止め加工が施されているのでズレも防げます。
ショルダーストラップ付の収納袋も付属しています。マットは持ち運びが大変そうに感じるかもしれませんが、収納袋にしまっておけば非常にコンパクトになります。
Bears Rock（ベアーズロック） キャンピングマット
頭から足元までしっかりフィットする寝心地にこだわって生み出されたのが、Bears Rock（ベアーズロック）のキャンピングマットです。高反発と体圧分散という2つの機能によって、理想的な睡眠をサポートしてくれます。車中泊をしていながら、まるで自宅で寝ているかのような感覚を味わえるのがこのマットの大きな特徴です。
体圧分散ができるウレタンフォームの3D構造を採用しているため、体への負担を軽減できます。車中泊だと思ったように眠れなかったという経験がある人にこそ、おすすめしたいアイテムです。
ねむりっち エアープールエクストラ トラック布団
肩や腰への負担がかかりにくい構造になっているのが、ねむりっちのエアープールエクストラ トラック布団です。このマットは、体圧分散に優れたエアープールエクストラと弾力性に優れた固綿の4層構造になっています。エアープールエクストラは、まるでバネのような構造になっているため、しっかりと体を支えて寝心地の良さを感じられます。
トラックドライバー用に開発された車中泊用のマットなので、車内で睡眠をとりたい場合に最適なアイテムです。トラックの寝台に敷くことを前提としたサイズですが、他の車種でも問題なく利用できます。2枚用意すれば家族で寝ることも可能です。
MODERN DECO（モダンデコ） エアピロー付き車中泊マットS
MODERN DECO（モダンデコ）のエアピロー付き車中泊マットSは、商品名にもあるようにエアピローが付いているタイプのマットです。エアピローとマットは独立気室です。そのため、枕の高さも寝心地が良いように調整できます。
自動で膨らんでくれるので、空気を入れる手間を省けます。裏面には滑り止めが付いているので、ズレてしまうことも防げます。バルブは大型のタイプを採用しているため、空気を入れて調整もしやすいです。
VENTLAX（ヴェントラックス） インフレータブルマット
車中泊やテント泊は寝心地が良くないと感じて敬遠している人の印象を覆してくれるのが、VENTLAX（ヴェントラックス）のインフレータブルマットです。首・背中・腰の痛みを軽減できる波状ウレタンマットを採用していることから、極上の眠りを手に入れられます。ベテランのキャンパーも納得する本格的なキャンプマットは車中泊にもおすすめです。
ボタンで連結すればサイズも大きくなります。家族で車中泊をする際にもおすすめのアイテムです。収納時のサイズは非常にコンパクトなので、使っていない時に場所を取らないのも魅力です。
VASTLAND（ヴァストランド） インフレーターマット8cm
自動膨張式を採用しているVASTLAND（ヴァストランド）のインフレーターマット8cmは、ウレタンフォームを採用しています。そのため、まるで自宅のベッドかのような寝心地を実現しています。2つのバルブを開けるとおよそ1分で使える状態になります。
ミニバンやワンボックスカーに最適なサイズです。いくつかのマットを使って横幅を広げることにより、ファミリーでの車中泊も問題なく楽しめます。裏面には滑り止めが付いているので、寝ている間もズレにくいです。
車中泊で快適な寝心地を手に入れるならマットがおすすめ！
車中泊は、最近注目度が高まっています。しかし、車の中だといくらシートを倒しても寝心地が悪いと感じてしまうのではないかと不安に感じてしまう人もいます。確かにやり方によっては寝心地が悪くなってしまいますが、マットを購入すれば快適な睡眠が手に入るのです。
各メーカーが様々なタイプのマットを販売しています。どれを選んだらいいか迷っている場合は、今回の記事で紹介したアイテムから選んでみてはいかがでしょうか？キャンプ用品店で実物を見てみると、納得できるアイテムに出会える可能性が高まるのでおすすめです。
参考記事
・車中泊に必須のグッズとは？最低限準備したい＆あると便利なアイテム15選
・車中泊で手軽にアウトドア！車の選び方＆おすすめ18選
