太陽光をフル活用!キャンプで活躍する「ソーラーチャージャー」の選び方

本記事は一部にプロモーションを含みます

キャンプ場では電源付きサイトでないかぎり、電源を確保することは困難です。
もしも、スマホやタブレット、LEDランタンなどの充電が切れてしまったら大変ですよね。
そんな時に持っておくと便利なのが、ソーラーチャージャー!

ソーラーチャージャーと一口に言っても、形状や大きさなど大きく異なるタイプが存在します。
TPOに合わせて選ぶことがとても重要になります。

そこで今回はソーラーチャージャーの特徴から選ぶ際のポイント、おすすめ商品までご紹介します!

ソーラーチャージャーの特徴

出典:PIXTA

キャンプに関係なく、普段でもスマホやタブレットなどが充電切れになった時のために、モバイルバッテリーを持ち歩く方も多いのではないでしょうか。

しかし、モバイルバッテリーは使い切ってしまうと、コンセント充電しない限り使用できません。(当たり前ですが…)
ソーラーチャージャーであれば、コンセントがなくても充電できるのでキャンプなどのアウトドアで活躍します。
そんなソーラーチャージャーの特徴を細かく見ていきましょう。

電源がなくても太陽光で充電できる

出典:PIXTA

まずはこれが一番の特徴。
ソーラーチャージャーは太陽光を利用した充電が可能です。
日光が差さない雨の日や夜間は使用できませんが、商品によっては曇りの日でも充電できるタイプもあるため、万が一スマホやタブレットの充電が切れても安心です。

LEDライトが備わったタイプも

出典:pixabay

ソーラーチャージャーには様々な商品があり、LEDライトが備わったタイプもあります。
キャンプではランタンが必需品なので、メインライト用やテーブル用、テント用など用途別に複数のライトを持っていく方もいるでしょう。

しかし、持っていくライトの数が多いほど荷物になってしまいます。

そこで日中は充電用、夜間はライトとして使えるソーラーチャージャーであれば、持参するライトを減らせます。
メインライトでの使用は不向きですが、夜にお手洗いに行く時やテント内でちょっとした灯りがほしい時などには最適です。

キャンプだけでなく防災アイテムとしてもおすすめ

出典:PIXTA

自然災害による停電で電気が使えなくなった場合、ソーラーチャージャーが活躍します。
LEDライトが付いたタイプであれば、灯りも同時に確保できるのでとても便利。

日本は地震や台風が多い国なので、キャンプだけでなく防災用にソーラーチャージャーを用意しておくと万が一の時も安心です。

ソーラーチャージャーの主な種類

出典:PIXTA

ソーラーチャージャーは大きく分けて2種類あります。
ここでは各種類の特徴を解説していきます。

折り畳み型

出典:pixabay

パネル部分を2つ折りや3つ折り、4つ折りにできるソーラーチャージャーです。
パネル面が大きいことによる高い発電性能が最大の強み。そのため、複数台同時に充電・使用することができます。災害時の電力供給源としても役立ちます。

デメリットは太陽光エネルギーで作り出した電気を蓄電できないものが多いこと。

基本的にスマホやタブレットへ直接充電する形になり、電気を残したい場合はモバイルバッテリーに蓄電させる必要があります。
また、パネルの面積が広い分、本体そのものが大きめなので持ち運びが少し大変です。

モバイルバッテリー型

出典:PIXTA

折り畳み型と比べるとコンパクトなソーラーチャージャーで、太陽光により発電した電気を貯めておくことができます。太陽光発電だけでなく、コンセントから直接充電することも可能です。
小型なので持ち運びしやすく、ソロキャンプやツーリングキャンプでも気軽に持っていけます。

パネルの面積が小さいので発電性能は折り畳み型よりも劣り、発電しながら充電するとなるとフル充電までに時間がかかってしまうところがデメリットです。

キャンプで役立つソーラーチャージャーを選ぶ時のポイント

出典:PIXTA

まず重視したい部分は発電力です。

発電性能が低いと、充電するにも時間がかかってしまいます。
また、電気をどれだけの速さで蓄電できるかどうかも、ソーラーチャージャーの性能を左右する部分です。

ソーラーチャージャーはパネルの数と面積によって発電効率が変わってきます。
「太陽光エネルギーを効率的に電力へ変換できる」指標は、変換効率から確認できます。

一般的に現在発売されている製品は最大25%であることが多いため、この数値を参考に変換効率の高いソーラーチャージャーを選択しましょう。
また、蓄電した電気が出力される時の強さ(アンペア数)が大きいほど、素早く端末に充電できるようになります。
2A以上が望ましいので、変換効率と併せて確認してください。

バッテリー容量

出典:PIXTA

モバイルバッテリー型はバッテリー容量も確認しましょう。
使用頻度や充電回数が多くなると予想される場合、バッテリー容量を考えずに選んでしまうと使い勝手が悪くなります。
mAhの数値が大きいとたくさんの電力を蓄電できるため、スマホやタブレットを充電できる回数も多くなります。
スマホのバッテリー容量は平均3,000~3,500mAhとなるので、10,000mAhの容量があれば約3回は充電できます。

スマホやタブレットの電池消耗が早い時や複数の端末で充電が必要になることを想定する場合は、容量をよく確認して大容量のソーラーチャージャーを選びましょう。

使い勝手の良さ

出典:PIXTA

自分にとって使いやすいソーラーチャージャーであるかどうかも重視したいポイントです。
例えば、曇りだとうまく充電できないことがあります。

天候の変化が激しい山間部や日照時間の短い秋冬にキャンプへ行く際は、多少の曇り空でも一定の発電性能を発揮してくれる製品を選んだ方が安心です。

複数の端末を同時充電したいのであれば、発電性能や容量だけではなくUSBポートの数もチェックしておきましょう。また、最近はワイヤレス充電ができるソーラーチャージャーもあります。Qi(チー)というワイヤレス充電規格に対応したスマホであれば、USBケーブルを使わなくても充電できるので便利です。

他にも、端末の充電と同時にソーラーチャージャー本体の充電ができるパススルー充電機能が搭載されたものや、バッテリー残量が一目でわかる商品もあります。
自分にとってどんな機能があると便利なのか考え、必要な機能が揃ったソーラーチャージャーを探してみてください。

防水・防塵などの機能性

出典:PIXTA

ソーラーチャージャーは基本的に屋外で使用するものなので、防水や防塵、防滴性能は基本的に備わっています。
しかし、商品ごとにその性能は若干異なるので、確認しておきたい部分です。

USBポートが水によって故障すると充電できなくなってしまうので、USBポートの防水性もよく確認してください。
防水・防塵性能は「IPコード」という規格で判断できます。「IP」の後に続く数値が防塵等級、その後ろに続く数値が防水等級です。
防水と防塵どちらか一方の場合は含まれない方に「X」が入ります。
防塵等級は1~7、防水等級は1~9で数値が高ければ高いほど優れた保護性能を持っています。

屋外で使用するソーラーチャージャーはIP54以上を目安に選ぶと良いでしょう。
また、防水や防塵以外にも耐久性・耐衝撃性も確認しておきましょう。屋外で使うものだからこそ、頑丈で壊れにくいソーラーチャージャーの方が安心です。

過放電・過充電対策

バッテリー残量が全くない状態で端末が接続されている状態を過放電と言います。
逆にバッテリーが満タンなまま充電を続けている状態が過充電です。
過放電はバッテリーの劣化につながり、充電ができなくなってしまう恐れがあります。

一方、過充電もバッテリーの劣化を促すだけではなく、バッテリーの膨張や発火などの事故の原因にもつながり危険です。

充電中の故障や事故を回避するためにも、PSEマークが付いたソーラーチャージャーを選びましょう。PSEマークは、電気用品安全法が定める基準を満たした商品に付与されるマークです。製品の安全性・品質を保証するものなので、マークのないソーラーチャージャーは避けた方が良いです。

また、意図的に過放電、過充電にさせないようにバッテリーの残量をチェックすることも大事です。

持ち運びのしやすさ

キャンプへ持っていくことを考えれば、持ち運びのしやすさも押さえておきたいポイントです。
発電性能を重視するとなるとパネル面積の広い折り畳み型が有利ですが、コンパクト性を重視するならモバイルバッテリー型が優れています。

折り畳み型はオートキャンプ場など車での移動が前提であれば、容易に持ち運べます。

しかし、駐車場とサイトがかなり離れている時や荷物が多い時、ソロキャンプやツーリングなど少量の荷物が好ましい時は携帯性に優れたモバイルバッテリー型がおすすめです。

いずれの商品も大きさや厚さ、重さなどがそれぞれ異なるため、よく確認して持ち運びしやすいか確認しておきましょう。

キャンプにおすすめ!ソーラーチャージャー5選

出典:PIXTA

ここからはキャンプにおすすめのソーラーチャージャーを6つ厳選してご紹介します。
どの商品を選べばいいか悩んでいる方はぜひご参考ください。

Anker(アンカー) Power Port Solar

モバイルバッテリーやオーディオ関連機器を手掛けるAnkerの折り畳み型ソーラーチャージャーです。
Anker独自の技術により、最大3Aでの高速充電が可能。

ポリエステル布地とPETポリマーのソーラーパネルを採用しており、耐久性に優れているためハードなアウトドアシーンでも壊れにくく安心して使えます。
リュックなどのバッグに取り付けることができ、ハイキングや登山中も充電できます。

重さは約420gしかないので、軽々と持ち運べます。
また、バッグだけではなく木やテントに取り付けることも可能です。

Jackery(ジャクリ) SolarSaga 100

ポータブル電源とその周辺機器を手掛けるJackeryの折り畳み型ソーラーチャージャー。
住宅用のソーラーパネルで制作されているので23%の高い発電効率を誇ります。

曇りの日でも発電できるため、天候が変わる可能性のある日でも安定的に使用できます。
本体にはスタンドが付いているので、柔らかい砂の上などでも安定して設置できます。

また、ポート口が側面にあるので位置が確認しやすく、容易にケーブルを差し込めます。

オーム電機 充電用ソーラーパネル24W

電球や電源コードなど電気用品を手掛けるオーム電機の折り畳み型ソーラーチャージャーです。IP55の防塵・防水性能を持つので、急な雨や砂塵が巻き上がる環境でも安心して使えます。

バッグにもスッポリ入る大きさなので、持ち運びがしやすいのもポイント。
折り畳まれているパネルは力をかけずに開閉できるので、女性や力が弱い人でも扱いやすくなっています。

磁気研究所 HIDISC 8,000mAh ソーラーチャージャー

8,000mAhの大容量のバッテリーを搭載しており、たっぷり充電できるソーラーチャージャーです。
USBポートは2口あるので、2台同時に充電できます。

また、こちらのソーラーチャージャーには高輝度のLEDライトも搭載されています。
ちょっとした灯りを確保したい時や緊急時のSOS発信に役立ちます。

メテックス EVERBright ソーラーパワーバンクⅡ

持ち運びに便利なモバイルバッテリー型のソーラーチャージャーで、こちらはバッテリー容量が10,000mAhもあります。

大容量なのでスマホやタブレットを頻繁に使う人や2~3人で使いたい時に最適。
バッテリー残量は充電状況に応じて4段階で表示され、一目で充電が必要かどうか判断できます。

故障や事故のリスクを抑えるために、過放電・過充電・ショート・過電流の4つの保護機能も備わっています。
他にも明・暗・点滅の3段階に切り替えられるLEDライトや方位磁石も付いた多機能さも魅力的です。

EVERBright ソーラーパワーバンクIII SYHSPB-3 10,000mAh ソーラーモバイルバッテリー 2個LEDライト PSE認証済 スマホ充電器 アウトドア/災害用 防災グッズ ブラック 148×71×19㎜
エバーブライト(Everbright)

キャンプで活躍するソーラーチャージャーの選び方まとめ

出典:PIXTA

今回は太陽光を使って端末の充電ができるソーラーチャージャーをご紹介しました。
電源の確保が難しいキャンプでも、スマホやタブレットといったガジェットの充電ができるソーラーチャージャーは、持っていると非常に便利なアイテムです。

ソーラーチャージャーには折り畳み型とモバイルバッテリー型の2種類があり、それぞれメリット・デメリットがあります。
特徴を理解して自分にとってどちらのタイプが使いやすいか、どんな機能がほしいのか考えて、最適なソーラーチャージャーを選びましょう。

あわせて読みたい記事

この記事を書いた人 TAKIBI編集部

TAKIBI編集部からキャンプなどアウトドアに関する情報を皆さんにお伝えしていきます!Instagramもやってるので見てね♪

おすすめコンテンツ

あなたにおすすめの記事

新着記事

キャンプギア・キャンプ用品

秋冬のアウトドアにおすすめ!Snow Peak(スノーピーク)のダウンアイテムをご紹介

新潟県燕三条市に本社を置くSnow Peak(スノーピーク)は、様々なアウトドア用品を取り揃えているブランドで、ダウンの種類も豊富に展開して…

ファッション

mont-bell(モンベル)のダウンパンツで寒い時期のアウトドアを快適に!おすすめアイテムをご紹介

モンベルは、アウトドアシーンで活躍するギアやアパレルを手掛けるメーカーとして知られています。特に寒い時期に重宝するダウンパンツも提供しており…

キャンプギア・キャンプ用品

9月4日まで!【Amazonスマイルセール】でアウトブランドのキャンプギアが大特価!

8月29日(木)から開催している「Amazonスマイル SALE」。この機会に高くて手が出せなかったキャンプギアを手に入れましょう! …

キャンプギア・キャンプ用品

【DOD】キャンプ始める方必見!タイムセール対象のアウトドア商品7選

Amazonで毎日開催されているAmazonタイムセール。TAKIBI編集部がAmazonで「これいいかも!」「おトクかも!」な情報を毎日お…

キャンプギア・キャンプ用品

【Snow Peak(スノーピーク)】Amazonで買えるスノーピーク商品10選!一部タイムセール対…

本日はAmazonで購入できるSnow Peak(スノーピーク)の商品をご紹介します。一部Amazonタイムセールの対象商品もありますので、…

キャンプギア・キャンプ用品

【コールマン】キャンプ始める方必見!タイムセール対象のアウトドア商品5選

Amazonで毎日開催されているAmazonタイムセール。TAKIBI編集部がAmazonで「これいいかも!」「おトクかも!」な情報を毎日お…

新着記事一覧へ

モバイルバージョンを終了