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カップルや親子で楽しむデュオキャンプ人気が高まっています。
デュオキャンプを楽しむために最適なのが２人用テントなのですが、「どれを選んだらいいのか悩んでしまう」という方も多いのでは？
そこで今回は、使いやすさ抜群の2人用テントについて選ぶポイントやおすすめ商品を併せてご紹介！デュオキャンパーさんは、ぜひ参考にしてくださいね。
2人用テントにはどんな種類がある？
2人用に限らず、テントの種類によってデザインや機能性などは大きく異なります。
まず、テントにはどのような種類があるのか1つずつご紹介していきましょう。
幕の数
幕の数とは、テントに使用される幕（シート）の枚数を指します。主にダブルウォールとシングルウォールに分けられます。
ダブルウォール
ダブルウォールはインナーテントの上からフライシートを1枚被せている、2重構造のテントです。
シングルウォールよりも重くなってしまいますが、最近ではコンパクトかつ軽量なモデルも登場してきています。
フライシートには防水加工やUV加工が施されていることが多く、インナーテントには透湿性を重視した素材で作られていることから、耐水圧・通気性などの機能面でも優れています。
ダブルウォールであれば、外気との温度差によって起こる結露が発生しにくく、テント内で快適に過ごすことができます。
前室付きのタイプであれば、荷物や靴などを置くことができます。
シングルウォール
シングルウォールはその名の通り、1枚構造のテントです。
フライシートがないぶん、軽量かつコンパクトに持ち運びができるため、登山用テントによく用いられています。
もちろん、通常のキャンプでも使用できますが、結露が発生しやすいため、テント内でゆっくり過ごしたいという方には不向きです。
また、前室が作れないタイプが多いので、荷物が多い方や靴を外に置きたい場合は、タープを張る必要があります。
テントの形
2人用テントは商品ごとに形が異なります。
大まかにどのような形が販売されているのかご紹介しましょう。
ドーム型
ドーム型はテントの形の中でも一般的なものであり、たくさんのメーカーから販売されていて種類も豊富です。
ドーム型であることから雨風の影響も受けにくく、登山用としても活躍してくれます。
ソロ用からファミリー・グループ用まで幅広いサイズ展開も魅力的。
設営が簡単なものも多いため、初心者にもおすすめの形です。
ティピー型（ワンポールテント）
テントというと三角錐の形をしたティピー型を思い浮かべる方もいます。
ティピー型は真ん中にポールを1本立て、テント全体を支えることから「ワンポールテント」とも呼ばれています。
設営が簡単で、見た目もオシャレなデザインが多いので「見栄えも大事！」という方にもおすすめ。
設営がしやすいワンタッチテントも
ワンタッチテントも2人用テントとして人気のアイテムです。
その名の通りワンタッチで設営できるテントを指します。手軽に設営ができるため、極力設営に時間や労力をかけたくない方やキャンプ初心者におすすめです。
2人用テントを選ぶ時に注目したいポイント
2人用テントは持ち運びに便利なコンパクトさだけでなく、使い勝手の良さも魅力の1つです。現在では様々なタイプが販売されているため、何を基準に選べばいいのか知っておくことも大切です。ここからは、2人用テントを選ぶ時に注目してほしいポイントをご紹介していきます。
使用する人数
基本的に2人用のテントを選んで大丈夫ですが、「2人でテント内を広々と使いたい」という方は、2～3人用テントがおすすめです。
サイズ
寝るために確保しなければいけない広さは、1人あたり約180×55cmと言われています。そこに荷物があることを考慮すると、約200cmがベストなサイズ感となってきます。
もっとゆとりのある空間にしたい場合は200cm以上のテントを選ぶようにしてください。
また、天井が高いとテント内の移動が楽になるので、居住性を重視する場合は考慮しましょう。
耐水圧
キャンプ場や登山などで使用するテントは耐水圧も需要です。
標高が高い場所でキャンプするのであれば、朝晩の温度変化や気候について対策しておくことは必須です。
そのため、急な悪天候時にも対応できる程度の耐水圧があるテントを選ぶことをおすすめします。目安としては、1,500～2,000mmが一般的なテントの耐水圧となっているため基準にしてみてください。
耐水圧は重要ではあるものの、数値が高いと通気性が悪くなります。
通気性が悪いと夏には熱がこもりやすく、冬だとテントの外と中の気温差によって結露が発生しやすくなってしまいます。
快適に過ごすためにも、適度な耐水圧で通気性の良さも確保しましょう。
設営・撤収のしやすさ
キャンプにおいて、テントの設営・撤収のしやすさは選ぶ際の重要なポイントになります。
とはいえ、2人用テントであればサイズ的にそこまで設営・撤収が難しいものはありません。しかし、オシャレなデザインであったり、見た目が凝っているテントになると設営・撤収が複雑になる場合もあるので気を付けてください。
ワンタッチテントは設営自体簡単に行えるものも多いですが、意外と片付ける際に畳むのが大変な場合も…。
ワンタッチテントを選ぶ時は設営だけでなく撤収しやすいかどうかも考慮しながら選ぶようにしましょう。
重さ
車でキャンプ場に行く場合、重さは問題ありません。
しかし、公共交通機関や徒歩で持ち歩く距離が長い場合や、ツーリングキャンプなどの場合には重さにも気を付けなければなりません。
ツーリングでは積載量に限度があることから、軽量でコンパクトに収納できるテントにする必要があります。
2人用テントには2kg前後になるものもあるため、重量を見て選ぶ際にチェックしてください。
前室の広さ
テントの中がそこまで広々としていなくても、前室にしっかりと広さがあれば問題ありません。前室に荷物を置くことで、テント内は広々と使えるようになります。
また、前室はタープ代わりにもなり、テント内に雨が入ってくるのを防いでくれます。
おすすめの2人用テント
ここからはおすすめの2人用テントをご紹介していきます。人気の高いタイプを中心にご紹介していくので、迷った際にはぜひ参考にしてみてください。
Snow Peak（スノーピーク） アメニティドームS
Snow PeakのアメニティドームSは、ドーム型テントの中でも人気の高いテントです。
室内高は120cmと少し低めに設定されており、風が吹いてもテントの丸みに沿って流れていくようになっています。また、軽くて弾力性のあるフレームを採用していることから、万が一強い風が吹いても安心できる高い耐久性を備えています。
広めの前室が設けられるため、荷物置きにも使えますし、フロントパネルを上げればキャノピーにも使えるなど、便利な機能が盛り沢山です。
※キャノピーポールは別売りとなっています。
ARAI TENT（アライテント） エアライズ2
ARAI TENTは日本のアウトドアブランドの中でも、職人が一つひとつ手作りしていることから高品質なアイテムが揃うブランドです。
登山向けに作られているテントではあるものの、前室やテント内の広さ、軽量さからキャンプ・ツーリングにも向いています。
エアライズ2は本体とフレーム、フライシートすべてを合わせても1.55kgと非常に軽量な2人用テントです。収納時は直径30×15cmとコンパクトになるため、パッキングも簡単にできます。
フレームを通す作業がしやすいように、途中で切れ目のないフレームスリーブを用いているため、設営もスムーズに行えます。
フライシートもクイックリリースバックルを使えばワンタッチでかけられます。
Coleman（コールマン） ツーリングドーム/LX
Colemanのツーリングドーム/LXはその名の通り、ツーリングに最適なテントとして有名です。
フロアサイズは約210×180cmと広くなっているので、2人でもゆったりとくつろげる空間となります。
高さは約110cmと低めですが、前室も設けられるのでツーリング用のブーツや荷物置きにも使えるようになっています。
ポールポケットがあるので、1人でも設営しやすくソロキャンプにもおすすめです。
フロアシートとフライシートどちらにも耐水圧1,500mmの生地を採用しているので、防水性も高く、急な雨にも対応できます。
LOGOS（ロゴス） ナバホ Tepee 300
LOGOSのナバホ Tepee 300は、ナバホ柄が特徴的なティピー型テントです。
ワンポールなので設営がとても簡単。
テント内のサイズも2人であれば寝袋をそれぞれ敷いても問題なく使えるほどとなっています。
フライシートには耐水圧1,600mm、そしてUVカット加工も施されているので、小雨や日差しが強い日にも問題なく使用できます。
ただし、前室がないので雨の日には別でタープを準備しておきましょう。
DOD（ディーオーディー） ライダーズワンタッチテント
DODのライダーズワンタッチテントは、ツーリングキャンプを快適にするために作られたワンタッチテントです。
ワンタッチでフライシート、インナーテント、グランドシート、前室が設営できるメリットがあります。
ダブルウォール構造で、通気性も考慮して大型窓を配置するなど快適に過ごしやすいテントになっています。
靴を置ける前室部分や、窓の近くに小物を収納できるポケットがあるなど、使いやすさにも配慮されています。
CAPTAINSTAG（キャプテンスタッグ） トレッカー アルミドームテント3UV
CAPTAINSTAGのトレッカー アルミドームテント3UVは、快適さを重視して設計された本格的なドーム型のテントです。
設営だけでなく撤収も簡単に行えるよう、クロスフレームと吊り下げ式のインナーテントを採用しています。
さらに、ポールが色分けされているので、設営時に迷わないように工夫されています。
インナーテントの天井と側面にメッシュ素材を用いることで、通気性を確保。また、テントの内側には大・小のメッシュポケットが付いているので収納性も抜群です。
2人用テントを選ぶポイント＆おすすめ商品まとめ
今回は、2人用テントを選ぶポイントやおすすめ商品などをまとめてご紹介してきました。
テントは非常に多くのラインナップから選べるため、「どのように使いたいか」「テントの広さや重量」「機能性・デザイン性」などを考慮しながら、自分好みのテントを探してみてください。
