投稿日:2021年8月16日 | 最終更新日:2021年8月19日
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キャンプの楽しみと言えばキャンプ飯もその一つです。
大自然の中で食べるご飯の美味しさは格別ですが、屋外で調理するのはなかなか大変なので、そこまで凝った料理を作るのは難しいです。
だからこそ、美味しいご飯が炊けるかどうかはキャンプ飯を楽しむうえでとても重要です。美味しいご飯さえあれば、それだけで食事に満足できちゃいますよね。
今回は、キャンプでご飯を炊く時のポイントと、炊飯におすすめのアイテムについてご紹介します。
キャンプで炊飯する時のコツとは?
野外で美味しいご飯を炊くためのコツをご紹介します。
お米と水の他、クッカーを火にかけられる道具(バーベキューコンロやストーブなど)と燃料、軍手などもあらかじめ用意してくださいね。
水の計り方
わざわざお米の水を計るためだけに軽量カップを持っていくのは荷物になってしまいます。
そこで、あらかじめ自分が使用するコップや食器などに200ml(軽量カップ1杯分)がわかる目印をつけておきましょう。
例えばプラスチックの食器なら外側に油性ペンやシールで目印をつけたり、アルミの食器ならナイフなどで少し線を入れたりする方法があります。元から目盛のついているコップもおすすめです。目盛があればお米の水を計る以外にも、調理のときに使えて便利です。
お米と水の量
キャンプに持っていくお米は、無洗米を選んでおくと洗う手間を省略できて便利です。その場で計る手間を省くためにも、1食分ずつ計量して小分けにしておくのもおすすめです。
ちなみに、男性であれば1食分で1合、女性は0.5~0.7合ほどが目安ですが、自分の普段の食事量を参考に決めてくださいね。お米1合約150gの場合、無洗米では約220ml、洗米では約180mlの水を入れます。
炊く時に押さえておきたいポイント
ここで気を付けておきたいポイントは、キャンプ地の標高です。
標高が高くなると気圧が低くなる関係で、お湯は100度にならなくても沸騰します。
標高の高いキャンプ地で料理をする場合、麺だと粉っぽさが残ったり、お米は芯が残ったりと美味しく作れない可能性があります。
他にも、気温の低さやお米を炊くときの火力なども料理に影響するので気をつけましょう。
芯のあるご飯を防ぐためには、以下のポイントに注意してくださいね。
- 1.できるだけ長くお米を水に浸しておくと、ご飯の芯発生を予防できます。
- 2.火加減の調整がしやすいようあまり風が当たらない場所で炊きましょう。
- 3.できるだけ鍋と蓋の隙間を無くすことが大切です。蓋の上に何か重りとなるものを置き、鍋内の温度が一定になるように保ちます。
- 4.時間はしっかり計るとともに、火力の調節をします。
- 5.中を確認するときは、内部の温度を下げないためにサッと見るだけにしておきましょう。
これらのポイントを守って炊飯すると、ご飯に芯が残ってしまうのを防ぐことができます。
芯飯ができてしまった時は?
ご飯を炊くときは、まずは強火にかけてお湯を沸騰させます。
お湯が沸いたらすぐに弱火にし、20分間そのまま待ちます。20分たったらタオルなどでライスクッカーを包んでしばらく保温すれば出来上がりです。
それでもご飯に芯が残ってしまった場合には、以下の方法を試してみてください。もし、鍋内に水が残っていなかった場合には、お湯を少し足しもう一度沸騰させます。沸騰したら火力を弱めて5分ほど様子を見つつ炊いてみてください。ご飯を炊くときと同じように、必ず一度沸騰状態にすることが大切です。
キャンプで炊飯する際に使いたいアイテム10選
キャンプでご飯を炊く際に便利なアイテムがライスクッカーです。
炊飯用のクッカー(鍋)ということもあり、飯ごうよりもムラなく美味しくご飯を炊き上げることができます。
飯ごうより使いやすいため、初心者にもおすすめです。
ここでは、ライスクッカーの中でもおすすめの人気モデルをご紹介していきます。
Coleman(コールマン) アルミライスクッカー
コールマンの「アルミライスクッカー」は熱伝導率の良いアルミニウム製です。
2.5mmの厚さと二重蓋の構造で、ご飯の旨味を閉じ込めつつ、ふっくらと美味しく炊けます。
こびりついたおこげも剥がしやすいノンスティック加工が施されています。さらに、底面には高火力に強いステンレスプレートが使われています。直径19×高さ18cmとコンパクトなサイズ感ながら一度で3合までご飯が炊けます。
Coleman(コールマン) パックアウェイ ソロクッカーセット
コールマンの「パックアウェイ ソロクッカーセット」はポットとカップがセットになっており、上で紹介したアルミライスクッカーと同様、熱伝導の良いアルミニウム製で内側には焦げ付きなどの汚れが落としやすいノンスティック加工が施されています。
外側に施されているハードアノダイズ加工は、高硬度で傷つきにくく摩耗も軽減してくれます。セットのポットとカップは、スタッキングできるため、コンパクトに収納できます。
付属のメッシュポーチを使えば持ち運びにも便利です。
UNIFLAME(ユニフレーム) キャンプ羽釜 3合炊き
ユニフレームのキャンプ羽釜 3合炊きは、キャンプでも羽釜炊きのご飯が手軽に楽しめるライスクッカーです。
すり鉢のような形状にすることで対流を起こし、ご飯をふっくら炊き上げます。
熱伝導率の優れたアルミニウムでできているため、羽釜全体に熱を均一に届け、ムラなく美味しいご飯を炊くことが可能です。内側には水量がわかりやすい目盛もついています。
UNIFLAME(ユニフレーム) fanライスクッカーDX
ユニフレームの「fanライスクッカーDX」は最大5合炊ける大容量なので、家族連れや大人数でのキャンプにおすすめです。
厚さ2mmのアルミニウムは熱伝導率に優れているので、鍋全体に均一に熱を伝えてムラなくご飯を炊き上げます。汚れはもちろん、焦げ付きも落としやすいフッ素加工コーティングが施されているので、手入れが簡単なのもポイントです。
UNIFLAME(ユニフレーム) ライスクッカーミニ DX
ユニフレームの「ライスクッカーミニ DX」は、直径16.5×高さ9.3cmとコンパクトなサイズが魅力の1~3合炊きのライスクッカーです。
重さのある蓋で軽い圧力をかけるのが特徴で、蓋のカタカタ音で火加減調節のタイミングが計れます。
内側には水量を調整しやすい目盛が付いていることに加え、立ち上がりのある大きなフチは、吹きこぼれを防いでくれるなど、小さいながらも使い勝手の良いライスクッカーです。
LOGOS(ロゴス) クッカー・メスキットセット
メスキットにスープカップもセットになったロゴスの「クッカー・メスキットセット」は、ご飯とスープを同時に作れる便利なアイテムです。
メスキットはライスクッカーとして以外にも、煮たり炒めたりと様々な用途に使えます。
超硬皮膜ハードアルマイト加工を施したアルミニウムを使用しているので、傷が付きにくく耐久性が高いのが特徴です。ハンドルは折り畳み可能で、スープカップはメスキットに収納できるので、持ち運びにも便利です。
Keith(キース) 取手付きクッキングポット
キースの「取手付きクッキングポット」は、チタン製のシンプルなデザインが魅力的なライスクッカーです。
重さ256gで容量は最大900mlという軽くてコンパクトなサイズなのでも持ち運びも楽に行えます。
また、直火以外にもIHなどの電気調理器にも対応しているため、自宅での調理にも使えます。外側で気化した蒸気を内側に取り込む二重構造で、米全体を均一にふっくらと美味しく炊き上げます。
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ) 3層鋼 段付ライスクッカー 5合
キャプテンスタッグの「3層鋼 段付ライスクッカー 5合」は、金物の街として国内でも有名な燕三条で作られています。
耐食性に優れたステンレス鋼に軟鉄を挟み3層構造にすることで、非常に高い熱伝導率と耐久性を実現しました。
衝撃に強く、ガスバーナーなどの高火力の使用にも対応しています。内側に付いている目盛は、米と水量を計れます。高性能で使い勝手の良いアイテムなので、キャンプで本格的な料理に挑戦したい方におすすめです。
trangia(トランギア)ラージメスティン
トランギアのラージメスティンは取手付きのアルミ製飯ごうです。
熱伝導率の高いアルミ製でできているので、全体まで効率よく熱が回り、ご飯を美味しく炊き上げてくれます。サイズは20.7×13.5×7cm、重さは270gと軽量で、コンパクトながら約3.5合まで炊くことが可能です。
もう少し小さいのが良いという方は、一回り小ぶりなサイズもあります。アルコールバーナーも使用できますが、薄いアルミを使用しているという特性上、過度な強火は避ける必要があります。
大木製作所 アルポット
ステンレス製品を数多く手掛ける大木製作所のアルポットは、湯沸かし炊飯器です。ライスクッカーとしてご飯を炊けることに加え、インスタントラーメンの調理やお湯を沸かすこともできる便利なアイテムです。
炊飯なら2合、お湯なら800㏄まで一度に沸かすことが可能です。本体の底にセットされているアルコールコンロに火を付けるだけで簡単に使用でき、強風の影響を受けることもありません。いちいち火熾しをする必要もないので、海や川、公園などのアウトドアに限らず、いざというときの備えとしてもおすすめです。
キャンプで炊飯する時のコツやおすすめアイテムに関するまとめ
キャンプで美味しく炊飯するコツと、おすすめのライスクッカーについてご紹介しました。ライスクッカーで炊き上げたご飯は、炊飯器とはまた違った美味しさが詰まっています。
おこげがほんのりと香るご飯は、ライスクッカーならではの魅力ですよね。最初は火加減の調節が難しく、なかなか理想通りのご飯が炊けず芯が残ってしまうこともあるかもしれません。そんなときには、ぜひ今回紹介したコツを試して美味しいご飯を作ってみてくださいね。