投稿日:2021年8月12日 | 最終更新日:2021年8月19日
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キャンプでは寝袋を使って睡眠を取りますが、それだけでは寝心地が悪く、底冷えにより熟睡できないという事態を招きます。
マットレスを敷けば地面と離れるので、快適な寝心地を確保することができます。
翌日以降のキャンプを楽しむためにも、マットレスを用意してみましょう。今回はマットレスの選び方からおすすめ商品をご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
キャンプで持っていくならどんなマットがおすすめ?
マットレスを選ぶ時は、サイズや収納性など気を付けたい部分が色々とあります。これからキャンプ用にマットレスを購入する人は、選ぶポイントをチェックしておきましょう。
サイズは必ずチェックしよう!
キャンプ用のマットレスは商品ごとにサイズが違うので、必ず確認してください。自分の体よりも小さいマットだと寝返りを打った際、体がマットからはみ出てしまい、熟睡できない体勢になってしまいます。
そのため、自分の体格よりもやや大きめのサイズ選びがベストです。
ただ大きいものを選ぶのではなく、テントとの相性も確認しましょう。寝心地ばかり優先して選んでしまうと、テントに収まりきらないこともあります。キャンプで使うテントに入るマットレスであるか確認してください。
マットの厚みはどうか?
マットに厚みがあるほどクッション性が高まり、地面からの冷えも感じにくくなります。
寝心地の快適さを重視するのであれば、厚みのあるエアーマットやインフレーターマットを選ぶのがおすすめです。
コンパクトに収納できると便利
キャンプ場まで持ち運ぶ必要があるので、コンパクトに収納できるマットレスがおすすめです。
特に、登山やツーリングなど荷物制限のあるキャンプでは、軽いタイプだと無理なく持ち運びができます。
クローズドセルマットはややかさばるものの、1kg以下のマットレスが多いので持ち運びしやすいですよ。
携帯性を重視するなら、空気を抜いてコンパクトにたためるエアーマットやインフレーターマットがおすすめです。ただし、商品ごとに収納サイズの違いがあるので、よく確認してください。
エアーマットであれば30cm×13cm以下、インフレーターマットであれば60cm×20cm以下の収納サイズが目安です。
防水加工で快適性も向上
雨や結露の影響でテント内が濡れてしまうこともあります。マットレス自体に防水加工が施されていれば、濡れても底冷えすることなく眠ることができます。
マットレスが防水かどうかは生地部分の加工を確認してみてください。PVC加工やウォータープルーフ加工といった表示があれば、防水加工がされているマットレスだと判断できます。
テントに敷くおすすめマットレス10選
テントに敷くマットレス選びにお悩みであれば、キャンパーから人気のある商品を参考に選んでみると良いでしょう。各ブランドでは機能性や快適性にこだわったマットレスが出ています。ここからはキャンプにおすすめのマットレスをピックアップしてご紹介していきます。
THERMAREST(サーマレスト) Zライトソル
サーマレストは「アウトドアで最高の眠りを提供」というコンセプトを基にマットレスを開発しています。Zライト ソルは長年キャンパーに愛される人気マットレスです。
クローズドセルタイプのマットレスで、アコーディオンのように折り畳んで収納できます。厚さはわずか2cmと薄く、表面の凸凹が特徴的です。
この凸凹が薄くも快適な寝心地を高めており、凹み部分に温かい空気が溜まるので保温性と断熱性をもたらしてくれます。
断熱性を示すR値は2.0となっています。そのため、春から秋までの3シーズンでの使用におすすめです。
Coleman(コールマン) コンフォートエアーマットレス
人気アウトドアギアのブランドであるコールマンのエアーマットレスです。
寝心地の良いマットなので、キャンプ・アウトドアでの使用だけではなく普段から使えます。
サイズが約187cm×97cm×19cmなので、成人男性も体を伸ばしやすいサイズ感です。厚さが19cmもあるので、地面の凸凹を感じずに睡眠がとれます。空気を抜いた状態だとロール状にして収納でき、持ち運びのしやすさも抜群です。
ダブルロック構造のバルブとなっているので、開閉がしやすい仕様となっています。素材はPVC加工が施されているので、雨や結露でマットレスが濡れても水を弾いてくれるので安心です。
mont-bell(モンベル) U.L. コンフォートシステム エアパッド180
国内を代表する山岳メーカーが手掛けるキャンプ用のエアーマットレスです。サイズは180cm×50cm×7cmで、軽量化のために無駄を省いたデザインとなっています。収納バッグを含めても約514gしかありません。
このマットレスの特徴はボックス構造を採用していることです。チューブの間に高めの隔壁を設けているので、保温性の高いマットレスとなっています。ふかふかとした寝心地もメリットです。
バルブは逆止弁付き空気注入バルブとなっています。畳んだ状態のままバルブを閉めるだけでスムーズに空気が抜けます。コンパクトにまとめられるので、携帯性も抜群です。
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ) EVA フォーム マット
EVA フォーム マットはキャプテンスタッグが販売するウレタン製のマットレスです。こちらの商品はシングル(約182cm×56cm×2cm)とダブル(217cm×140cm×1.5cm)の2サイズから選べます。
クローズドセルタイプであるため、収納のしやすさと持ち運びやすさがポイントです。凸凹した表面なのでクッション性が高く、1.5~2cmの厚さでも快適な寝心地を確保できます。
他のマットレスと比べてリーズナブルな価格というのも嬉しい部分です。特に家族でキャンプする場合、人数分のマットレスが必要となります。こちらのマットレスであれば、比較的にリーズナブルなので揃えやすく、初心者キャンパーにもおすすめです。
Coleman(コールマン) キャンパーインフレーターマット
コールマンのキャンパーインフレーターマットは自動膨張式となっています。そのため、マットレスを広げてバルブを開けると自動的に空気が入ります。固さが足りない時は収納袋をポンプとして使えるので、空気を入れて調節しましょう。
マットの側面部にスナップボタンがあるので、マットレスを連結してダブル使用にすることが可能です。マット同士がずれたり、隙間ができるのを防いでくれるので、地表の冷気で睡眠が妨げられることもありません。
Hilander(ハイランダー) スエードインフレーターマット
表地にスエード地を採用しており、肌触りの良いマットレス。キャンプシーンだけではなく自宅でも使えます。
また、マットレスにはピローが付いています。ピローは独立気室なので、空気を入れて高さ調節が可能です。裏面はノンスリップ加工となっているので寝返りを打ってもマットレスがズレない仕様となっています。
側面にマットと連結できるボタンがあるので、複数のマットレスと連結が可能です。シングル(約192cm×65cm×5cm)以外に、セミダブル(約198cm×93cm×5cm)とダブル(約192cm×132cm×5cm)も選べます。厚さが5cmもあるので、冷気や地面の凸凹を感じず熟睡できます。
DOD SOTONE NO SASOI
数々のキャンプギアを取り揃えているDODのエアーマットレスです。表面素材は伸縮性のある生地を採用しています。さらに厚さ10cmのウレタン素材を使っているので、まるで包み込まれているような気分を味わえます。
シーツ素材はポリエステルとコットンの混紡生地を使い、べたつきにくい仕様です。取り外しできるので、丸洗いして生活を保てるのもメリットです。
付属の枕は空気を入れて高さを調節できるほか、エアポンプとして代用できます。バルブを開けば簡単に設置できますが、固さが足りないと時は調節しましょう。
KINGOODS エアーマット
KINGOODSのエアーマットは多層構造となっており、クッション性の高さが特徴的です。
マットレスの厚みは7cmと厚めで、地面の凸凹や冷気を感じにくくなっています。人間工学に基づいて作られておりピローが一体化しており、首や頚椎を自然な形で支え、快適な眠りをサポートしてくれます。
軽量でありながら、耐荷重は300kgもあるのでとても丈夫です。両サイドに連結ボタンがあるので、複数のマットをつなげることも可能です。
表地は撥水加工されているので雨キャンプにも最適。また、足で踏むだけで空気が入れられるので、簡単に膨らますことができます。
NEMO(ニーモ) ゾア20M
ニーモのゾア 20Mは、超軽量にこだわって作られたインフレーターマットです。R値は2.7となっているので、春から秋のキャンプであれば、十分な耐熱性・保温性を発揮してくれます。
マットレスをたたむとφ11cm×18cmの収納サイズになり、重量も360gしかありません。そのため、荷物を少しでも軽量化したい時に最適です。
「20M」はサイズが160cm×51cm×2.5cmなので、女性や小柄な体型の人に向いています。ゾアは「20M」以外に長さが183cmの「20R」と122cmの「20S」があるので、体格に合わせてサイズを選びましょう。
KLYMIT(クライミット) INERTIA-O zone
クライミットのINERTIA-O zone(イナーシャ・オゾン スリーピングパッド)は、O型の穴がいくつも開いたデザインが特徴的です。
このデザインはどんな寝相でも快眠できるように考えて作られています。横向きに寝た際は、肩回りが自然とマットに沿うように設計されています。
本来マットレスはテントの上に敷くものです。しかし、こちらのマットは寝袋の中に入れるのが正しい使い方となっています。マットレスが全身を優しく包み込んでくれるので、寝相が悪い人も快眠できます。
枕がマットレスと一体化しているので、寝ている最中に枕がズレる心配がないのも嬉しいポイントです。重さは345gなので軽く、持ち運びもしやすいです。
キャンプに欠かせないおすすめマットレスまとめ
今回はキャンプで快眠したい人の必需品であるマットレスをご紹介しました。
テントや寝袋を敷いても地面は冷たく、段差や凸凹により休まるどころか体を痛めてしまう可能性もあります。1日の疲れを取るためにも、マットレスをフル活用してみてください。
マットレスを選ぶ時は、必ずサイズを確認して体型やテントの広さに適したものを探しましょう。そして、持ち運びのしやすさや防水加工がされているという点も大事なポイントです。ご紹介したポイントや商品を参考に、自分に合ったマットレスを探してみてください。