投稿日:2021年8月2日 | 最終更新日:2024年1月31日
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キャンプと聞くと電気や水道、ガスもない自然環境で過ごすイメージがあり、不便だと思ってはいませんか?
非日常を味わうためであっても、キャンプをできるだけ快適に過ごしたいという方は、電源付きサイトのあるキャンプ場を選ぶと良いですよ。
しかし、電源を確保できたとしてもキャンプで使用するためには、延長コードが不可欠となります。そこで今回は、キャンプ用の延長コードの選び方やおすすめの商品を厳選してご紹介します。
延長コードは基本的に自分たちで用意しなければならない
キャンプ場の中によっては、電源付きサイトが用意されているところもあります。
電源付きサイトとは、コンセントを使用できるキャンプサイトのこと。テントを設営できる場所の周辺に、コンセント付きの支柱が設置されているケースが多いです。
電源付きサイトなら電気を使えますが、使うための延長コードは基本的に自分たちで用意しなければなりません。電源のある支柱からテントまでは多少距離があるため、延長コードの利用は必須となります。
キャンプで使う延長コードを選ぶポイント
キャンプで使う延長コードは、自宅で使っているものでも良いのか?と疑問に思う方もいるでしょう。キャンプで使う延長コードを選ぶ際にはいくつか押さえておきたいポイントがあるので、チェックしてから延長コードを探してみてください。
用途に合わせて延長コードの種類を選ぶ
どのような用途で電源を使用したいかによって延長コードの種類を選ぶようにしましょう。延長コードには様々な種類があり、目的によってどのような延長コードを選ぶべきかが変わります。
延長コードの種類には
- ・ 長さを延長するだけのもの
- ・ 長さを延長しながらコンセントの差込口を増やすためのもの
- ・ ある程度の長さが必要となるため扱いやすいリールタイプ
などがあります。また、基本的に屋内か屋外で使用するかによっても異なるため、商品表示はよく確認しておきましょう。
屋外用の延長コードを選ぶ
延長コードを自宅で使っているという方も多いのでは無いでしょうか?
キャンプで使うために自宅用の延長コードを持って行ってしまう方もいるかもしれませんが、基本的には屋外用の延長コードを選んで持って行きましょう。
屋内用だと防水仕様になっていないため、雨に濡れてショートしてしまう可能性があり非常に危険です。
専用の延長コードには、防雨・防塵機能が付いていたり、コード自体にも防水処理がされていたり、差し込むためのプラグにも濡れないようにするためのカバーが付いているので、屋外でも安全に使えます。
十分な長さのある延長コードを選ぶ
キャンプ場の中で電源はサイトの隅にあることがほとんどです。そのため、十分な長さのある延長コードを選ばなければ届かない場合もあります。
キャンプ用の延長コードの長さは10m以上必要です。長すぎてしまうと、まとめる際に手間がかかってしまい大変なので注意しましょう。
目立つ色の延長コードがおすすめ
延長コードを使用していれば、コードに足をかけてしまう場合も大いに考えられます。転倒予防策として、目立つ色の延長コードを選ぶようにしましょう。夜間でも見えやすくするために、蛍光テープを巻くのもおすすめです。
許容出力・消費電力にも注目する
延長コードを使用する際には、必ず許容出力と消費電力に注目しておきましょう。延長コードの種類によってそれぞれ使用可能な最大電流が異なります。
一般的に1200wや1500wなどが主流となっていますが、万が一コードの許容量を超えたものを使用してしまった場合にはコンセントから火が出てしまうこともあるため注意が必要です。
また、電源サイトの消費電力にも注意しなければなりません。使用可能最大出力を確認して延長コードを選ばないと、使った時にキャンプ場の電源が落ちてしまうことがあります。電源が落ちてしまうと、トイレや炊事場なども使えない事態になってしまうので要注意です。
防雨型の延長コードを使う時の注意点
屋外用の延長コードであっても、コンセント側の防雨機能が付いていない通常のタイプであった場合、防雨性能が十分に発揮されません。
電源元のコンセントが防雨タイプに変換されていれば問題ありませんが、通常のコンセントの場合も多くあります。
しっかりと防雨性能を発揮するためには、補助コードの準備をしておきましょう。通常のコンセントを防雨タイプに変換できるので防雨型同士で接続が可能となり、本来の性能が発揮できます。
キャンプにおすすめの延長コード5選
どのような延長コードを選ぶかは目的や使用用途によって変わりますが、通常の延長コードタイプであれば、リールタイプよりも比較的リーズナブルに購入できます。
ここからは、キャンプにおすすめの延長コードを5つ厳選してご紹介します。
HATAYA(ハタヤ) 屋外用防雨型FX延長コード
ハタヤが販売する長さ5mの屋外用防雨型延長コードです。
防雨キャップが水の侵入を防ぐので、ショートのリスクを抑えられます。フック付きのエクスバンドや通電を確認できるパイロットランプを内蔵しており、機能性にも優れています。
少し短めではありますが、3口使用可能なので様々な家電を使いたい時や家族でのキャンプにおすすめの延長コードとなっています。コードの色は青・グリーン・イエローの3色を用意しており、キャンプ場でも目立ちやすい色を採用しています。
HATAYA(ハタヤ) 屋外用SK防雨型延長コード
ハタヤ製の10mある屋外用防雨型延長コードです。
HATAYAの製品は比較的リーズナブルですが、日本メーカーなので安心して使用できます。
こちらの商品は1口タイプなので延長したいだけの時に向いています。ケーブルは丈夫に作られており、さらにパイロットランプがついているので通電の確認がしやすいです。コードの色は黄色と青色があり、どちらも目立ちやすいカラー展開となっています。
宏和工業 防雨型 延長コード 12A
宏和工業製の防雨型延長コードは、1口タイプで1200wまで対応しています。カラーはブラックと目立ちにくさはありますが、シックなデザインが嬉しい商品です。
また、耐寒性に優れた電線を採用しています。二重構造となっていることから安全性の高い延長コードです。鉛フリーなので、環境に優しい製品です。
宏和工業 ソフトタイプ 延長コード 15A
宏和工業の延長コードの3口タイプです。長さも10mあるので、どのキャンプ場でも使いやすくなっています。15Aなので比較的余裕を持って電化製品につなげられます。
電線は耐寒性に優れており、環境に優しい鉛フリーの製品となっています。カラーバリエーションが充実しており、イエローやグリーン、スカイブルーなどお好みの色から選べるのもメリットです。
NICOH(ニコー) 防雨ソフト 延長コード10m 15A
ソフトで使いやすく、かつ比較的リーズナブルなニコーの延長コードは長さ10m、15A対応となっているのでキャンプにおすすめです。長さのあるコードですが、巻きやすいためコンパクトになります。防水タイプなので、雨の日のキャンプも安心です。
キャンプにおすすめのコードリールタイプ5選
コードリールタイプの延長コードはハンドルを回せば巻き取れるため、非常に使い勝手の良いタイプ。存在感があるので見栄えもよく人気があります。
コードリールタイプは屋外用しかないと思われがちですが、屋内用もあります。コードリールを選ぶ際には見た目だけでなく、屋外用かどうかのチェックを欠かさずに。
HATAYA(ハタヤ) コードリール 防雨サンデーレインボーリール 15A
ハタヤのコードリールタイプで長さが20m、さらに4口まで使用可能となっています。防水仕様になっているので屋外でも安心して使用でき、災害時にも活用できるでしょう。
HATAYA(ハタヤ) コードリール JS-101
非常にコンパクトなタイプのコードリールです。コードの長さは10mあるため、キャンプでも使えますが、屋内用となっているので雨キャンプでは使えません。定格電流となっており、電線が巻いてあってもそのまま使用できるので扱いやすいです。
HATAYA(ハタヤ) シンサンデーリール コードリール C-20
ドラム本体がプラスチック製のコードリール。軽量で持ち運びにしやすいので使い勝手が良いです。
差し込み口にはカバーも付いているので安全面にも配慮した商品です。また、デザイン性にも優れているのでオシャレにキャンプを楽しみたい方にもピッタリでしょう。
Snow Peak(スノーピーク) フィールドコードリール
とにかくデザイン性を重視したいのであれば、スノーピークのコードリールがおすすめです。オシャレなデザインのコードリールですが、長さは20mあり、さらには防雨加工も施されているため機能面でも優れています。
他の製品と比べると値段が高くなっていますが、「今後長く使いたい」「とにかくデザイン性を重視したキャンプ用品を集めたい」という方は、ぜひ購入を検討してみてはいかがでしょう。
日動工業 電工ドラム コードリール DY-15
日動工業のコードリールは屋内用ではありますが、コードの長さが15mと程良いのが魅力。キャンプ以外の様々な用途にも向いています。重量もコードリールにしては3.5kgと軽いため移動する際も運びやすいでしょう。
色も明るめで可愛いデザインとなっていますが、コードを巻いたまま使用してしまうと、熱が発生するため、コードをすべて伸ばして使用しなければなりません。
長すぎないコードリールを探しているのであれば、サイズ的にもおすすめのコードリールとなっています。
キャンプ用延長コードの選び方・おすすめアイテムのまとめ
キャンプで快適に過ごしたい方は、電源付きサイトの利用がおすすめです。しかし、電源付きサイトを利用するにあたって、延長コードを用意する必要があります。
今回はキャンプ用の延長コードについて紹介してきましたが、屋内用・屋外用があるので注意して選ぶようにしましょう。急な悪天候に見舞われることも考慮すれば、屋外用の延長コードを選ぶのがベストです。
自分好みの延長コードやコードリールを選んでみましょう。