投稿日:2021年7月20日 | 最終更新日:2021年8月18日
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キャンプで使用するキャンプテーブルは様々な種類があり、それぞれ用途が違います。料理に適したテーブル、食事と焚き火もできるテーブルといったように、デザインや機能によってできることが大きく変わってくるのです。
今回はそんなキャンプテーブルの種類をご紹介しながら、思い通りのテーブルでキャンプを楽しめるようになる、自作キャンプテーブルの作り方について解説していきます。自分好みのテーブルで、ワクワクするオリジナルキャンプを作り出してみましょう。
キャンプテーブルの用途
キャンプテーブルはその名の通りキャンプで使用するアイテムですが、単に食事をする際に使うものではありません。色んな種類があることでキャンプの様々な用途に使えるのです。
また、キャンプテーブルを用途キャンプ以外で使用するという姿も見られるようになりましたので、その使い方をご紹介していきます。
色んな種類があるキャンプテーブル
キャンプテーブルには種類があり、メインテーブル、サイドテーブル、キッチン用、焚き火用などテーブルによって用途が様々です。
メインテーブルというのは、キャンプにて食事や休憩時間を楽しむために使うテーブルです。比較的大きなテーブルを使用し、木製やステンレス、さらにハイスタイルやロースタイルなど、色んなテーブルで思い思いのキャンプを楽しめます。
サイドテーブルはメインテーブルの脇に設置するもので、ランタンや飲み物を置くテーブルとして使えるサイズです。
キッチンテーブルは調理道具が置ける形状で、テーブルの中でも特に背が高く調理には最適となっています。
焚き火用に関してはロの字型テーブルの中央が焚き火台になっているものとサイドテーブル程度のサイズで焚き火ができるものの2種類があります。キャンプサイトの大きさや人数によって最適なタイプを選びましょう。
最近はインテリアとして使用することも
キャンプで使用するテーブルを最近では室内で使用する人が増えてきています。キャンプテーブルにはおしゃれなデザインのものが多いためです。
置くだけでも家カフェスタイルが演出できるウッドテーブルや男前インテリアにピッタリのステンレステーブルなど、様々なキャンプテーブルがおしゃれな空間を作り出してくれます。
また、キャンプテーブルは必要ない時はコンパクトに収納できる点も魅力的で、自在にインテリアを変えやすいメリットがあります。
キャンプテーブルは自作できる
たくさんの種類があり、各メーカーからもこだわりのデザインと特徴を持って販売されているキャンプテーブルですが、実は自作したものをキャンプに持ってきている方も多くいます。自作だとどのようなメリットがあるのか、ご紹介しましょう。
デザインを自分好みにできる
キャンプテーブルの自作は何といっても自分の好みのデザインにできるのが強みと言えるでしょう。サイズ感がばっちりでもキャンプサイトに映えないテーブルだと満足できないものです。
自作することによってキャンプサイトにピッタリのデザインに仕上げることができます。
リメイクシートを貼ったり、ペイントしたりといった誰でもできる簡単リメイクから、好みの木材と脚を選んで組み立てる本格的な自作まで、様々な方法で世界に1台だけのテーブルが完成します。
用途に合わせて使い勝手の良いサイズにできる
キャンプテーブルを用途に合わせて使いやすいサイズに作ることも可能です。友人を誘ってのキャンプや、ソロキャンプをする人にとっては普段使用しているキャンプテーブルのサイズが合わないこともあるでしょう。
自作では人数に適したサイズだけではなく、コの字型やロの字型、ドリンクホルダー付き、天板の一部を取り外せるといった、形や機能性にもこだわることができます。使い勝手の良いキャンプテーブルをぜひ自作してみてはいかがでしょうか?
自作キャンプテーブルの実例をご紹介
自作キャンプテーブルといっても、どんなものを作成していいか分からない方も多いでしょう。
続いては、実例をご紹介していくので、自作キャンプテーブルを作りたい方はぜひ参考にしてみてください。
木材で作る折り畳みテーブル
アルミやステンレスを使用しない木製キャンプテーブルは作りやすく、初心者にもうってつけです。コストを下げるために天板と脚のどちらも木材を使用しましょう。
紙やすりで木材を滑らかにしたら天板の枠を組み立て、天板を一つひとつ丁寧にビス止めしていきます。枠にテーブルの脚をボルトと取り付けたら完成です。ビスやボルトを付ける穴をあける際は、ビスやボルトの長さと穴の深さを合わせておくと、仕上がり時に出っ張りがなくなり綺麗に仕上がります。
ドリンクホルダー付きテーブル
キャンプの最中、うっかりドリンクをこぼしてしまったという経験がある方も多いでしょう。
キャンプで主に使用するドリンクカップは自宅で使うグラスよりも軽い設計であるため、なおさらこぼしやすいです。ドリンクをこぼさないためにはドリンクホルダー付きのテーブルを自作するのがおすすめです。
ドリンクホルダーは天板に穴を開けるだけで完成します。
落下防止が怖いという方はカップホルダー自体を穴に埋め込んで使用したり、ネットを付けたりするのも良いでしょう。工夫を凝らすことで誰が使っても安心のテーブルになります。
100均の材料だけで作れるミニテーブル
小さなテーブルを自作したいという方は100均で揃えられる材料でも十分に素敵な自作テーブルが作れてしまいます。特に100円ショップで販売しているすのこは、一人用のテーブル素材としてジャストなサイズ感になっています。
幅や長さに関しては様々なすのこから選べるようになっているので、使用用途や目的に合わせてお好みのテーブルを作ってみてください。板の間を別のすのこ板で埋め、脚を取り付ければ十分に使えるテーブルとなります。とても簡単なので初心者はすのこから自作テーブルづくりを始めてみましょう。
初めてのDIYで不安な人にはキットがおすすめ!
自分で揃えた材料では上手くいく気がしないと感じたら、キットを購入してみましょう。キットなら既に設計された部品を組み立てていくだけで自作テーブルが完成します。設計が苦手という方でもキットなら楽に組み立てられるでしょう。
また、組み立てるだけでは物足りないという方は、ペイントにチャレンジしてみるのもおすすめです。
キットから作成したテーブルであってもオリジナル感が生まれ、より理想のキャンプサイトに近づくテーブルに仕上げることができます。
自作キャンプテーブルを作るときのポイント
自作テーブルを作る際は何となく作り始めても上手くいくわけではありません。特に初心者は使い方や設計を考慮して制作していかないと失敗してしまいます。これからお伝えしていくポイントを踏まえながら自作していきましょう。
作る前に使い方を明確にしておく
自作テーブルを作る際はキャンプでどのように使うのかを明確にしなければなりません。メインテーブルを作るつもりだったのに使い勝手を考えて色々プラスしていたら調理台として使う方が便利になった、低くしすぎてメインテーブルとしては使いづらくなってしまったなど、作るテーブルのイメージが曖昧だと中途半端な仕上がりになってしまいがちです。
こうなると結局使わなくなってしまう可能性もあります。せっかく自作した手間がもったいなくなってしまうので、使い方をよく考えて制作していきましょう。
設計図を作っておく
完成イメージが頭の中である程度できていても、しっかりと図にしておかないと失敗する傾向にあります。図にしておくべき理由は様々あり、設計図の作成段階で設計ミスや欠点を見つけられますし、日を跨いでも設計図通りに作るだけなので、作業も進めやすいのです。
また、設計図があることで材料の調達もしやすくなります。店で木材を購入しそのままカットもお願いできるようになるため、まずは設計図を作成から行っていくのがおすすめです。
できるだけ軽量化を目指す
自作テーブルで意識したポイントは重さにもあります。
デザイン性を意識しすぎてテーブルの総重量を考えずに材料を揃える人は多くいます。重いキャンプテーブルになってしまうと、持ち運びが不便になってしまうため注意しましょう。
できれば軽量化を目指すことも忘れずに自作テーブルの設計を進めてみてください。脚が折り畳みできるタイプや、天板と脚を分解できるタイプにすればコンパクトかつ軽量にもなり、持ち運びが楽になります。
色味やデザインを考える
せっかくキャンプテーブルを作るならこだわりたい方は多いでしょう。
テーブルそのものの色味やデザインを素敵に仕上げるのも大事ですが、他のキャンプ道具や自然と馴染みやすくした方がおしゃれ度もアップしやすいです。
キャンプサイトに統一感がなければおしゃれなキャンプからは遠ざかってしまいます。
既にどんなキャンプギアを持っているのかでも作るべきキャンプテーブルのデザインは変わってくるので、手持ちアイテムを並べてそれらのデザインとマッチするように設計しましょう。
素材の耐久性や加工のしやすさにも注目
自作テーブルなら好みのテーブルに仕上がりますが、その分耐久性が劣りやすいので注意してください。キャンプテーブルは基本的に屋外で使用するものです。屋外に適した耐久性を持つ木材を選んだ方が当然長持ちしやすいですが、自作の際は加工のしやすさも重要となります。
手軽に耐久性を高めるためには防腐塗料を施した木材を使用するのがおすすめです。ただし、防腐塗料が塗ってある木材は表面が白くなると再塗装が必要です。その際はサンドペーパーで表面を削り、防腐材を塗布しましょう。
自作キャンプテーブルの実例&作り方のコツまとめ
キャンプテーブルには様々な種類があり、種類ごとに適した使い方も変わってきます。このことを理解しておくだけでも自作テーブルの仕上がりに大きな変化が現れるでしょう。
また、キャンプテーブルを自作する際は、設計図を作ったり、軽量化を目指したり、耐久性を考えたりと、いくつかのポイントを押さえておくことも重要です。自作したキャンプテーブルでより素敵なキャンプサイトが作れるように、ぜひ細部にまでこだわって制作してみてください。