投稿日:2021年3月14日 | 最終更新日:2021年12月22日
本記事は一部にプロモーションを含みます
平成31年にキャンプ場のルールやマナー違反が相次ぎ、閉鎖となってしまった大野アルプスランド。
2年の月日を経て令和2年12月から営業を再開しました。
今回は再開した大野アルプスランドの現状や、キャンパーの方が改めて心得るべきルールやマナーについてもご紹介したいと思います。
※記事の最後には動画もあります。ぜひご覧ください。
キャンプ場概要
営業期間:木・金・土・日・(祝)のみで令和2年12月から営業再開
(ルールやマナー違反があれば再度閉鎖)
(日曜日は13:30~21:30までのデイキャンプのみ)
受付時間:13:30〜19:00
(通常は13:30~21:30ですが緊急事態宣言中のみ時間変更)
チェックイン 13:30 チェックアウト 翌日12:00
料 金:無料
駐車料金:無料(30台程度)
車横付け:不可
2021年2月現在はまだ本オープンではないため、ルールは随時変わっていきます。
利用する際は猪名川町のホームページを確認してください。
お問合せ:072-769-0770 猪名川天文台(木・金・土・日・祝のみ)
公式サイト:猪名川町役場公式サイト
住所:兵庫県川辺郡猪名川町柏原尾野ヶ嶽1-1
大野アルプスランドとは
大野アルプスランドは兵庫県の猪名川町にあるキャンプ場で大阪市内や神戸市内から車で約1時間とアクセスも良いです。
また、キャンプ場のすぐ横に猪名川天文台があり、大型の望遠鏡で星空観察やプラネタリウム鑑賞を楽しむこともできます。
そんな大野アルプスランドですが、平成31年にキャンプ場のルール違反やマナー違反が絶えなかったためキャンプ場を閉鎖していました。
地元ボランティアの清掃活動や施設管理者との協議を重ねた結果、令和2年12月から営業を再開しており、木・金・土・日のみの営業になっています。
写真のように、以前はいたるところにゴミが放置されていたようです。
そしてゴミの問題だけではなく、近くの道路への無断駐車や芝生への直火、動物対策の電柵などの破壊など、信じられないようなことが起こっていたそうです。
ただ、私は、こういったルール違反やマナー違反というのは一部の自分本位な利用者だけが引き起こしているのではなく、悪気はないが知らず知らずのうちにルール違反をしていたという方も中にはいらっしゃったのではと思います。
ですので、今回は現在の大野アルプスランドのキャンプ場紹介だけではなく、改めてキャンプ場でのルールやマナーについてもおさらいしていきたいと思います。
大野アルプスランドの4つの魅力
大野アルプスランドの4つの魅力をご紹介します。
標高約750mの大野山を活かした壮大な景色や天文台でのプラネタリウム体験など、様々な魅力がありました!
恋人と行きたいロマンチックなサイト
キャンプ場を散策していると、一本の大きな木の両側にベンチが並ぶ区画を発見!
恋人がそれぞれのベンチに座っている様子を想像するとなんだかとてもロマンチックです。
実は大野アルプスランドは2019年4月に”プロポーズにふさわしいロマンチックな場所”として「恋人の聖地」に選定されているんです!
アウトドア好きなカップルなら、ここでウェディングフォトを撮影するのもありですよね。
大野アルプスランドの公式サイトのプロモーション動画では、実際にドレスを着た花嫁とスーツを着た花婿の様子もUPされていますので是非ご覧になってください!
天文台のすぐ横には「恋人の聖地」のモニュメントがありました。
指輪をイメージしたデザインで、カップルでのデートにもおすすめです!
料金が無料
大野アルプスランドはサイト使用料や駐車料金などが無料です。
無料でこれだけ整備され、スタッフさんがいるキャンプ場というのは少ないと思いますのでかなりありがたいですね。
プラネタリウム鑑賞や大型望遠鏡を体験できる!
受付時に向かう猪名川天文台では、本格的なプラネタリウム鑑賞や大型望遠鏡で天体観測も楽しめます。
料金は、プラネタリウムと望遠鏡での天体観測がセットで中学生以上1回200円です。これは安い。
プラネタリウムは床に寝転がって楽しむスタイルで、冬場は暖房も効いているのでかなりリラックスできます。
様々な星座について学べます!
プラネタリウムを楽しんだ後は、プラネタリムで説明のあった恒星を実際に望遠鏡で鑑賞することができます。
時期や時間によって見れるものは変わってくると思いますが、私は火星や水星、天王星、シリウスなど様々な星を見せてもらいました。
館長さんはとても気さくな方で、オーダーすれば見てみたい星に望遠鏡をセットしてくれます。
360°の大パノラマが見れる!
天文台がある山頂からは、360°遮るものがない大パノラマを鑑賞することができます。
天気がよければ大阪方面はあべのハルカスが見えたり、兵庫方面は加古川あたりまで見えるみたいです。
また、日中の景色だけではなく、夜は大阪市内の明かりがとても素敵な夜景スポットにもなります。山頂で空気が澄んでいるので星空もとてもきれいでした!
ちなみに大野アルプスランドにはあじさい園もあり、6月~7月に行くときれいなあじさいも見ることができますよ!
設備紹介
大野アルプスランドの設備紹介です。
駐車場など以前はガタガタの道だったそうですが、現在は補修されてかなりキレイになるなど、閉鎖前と変わっている部分もあるので最新の設備状況をご紹介します。
受付
受付はこちらの猪名川天文台で行います。
無人利用時からの改善点として、受付時はゴミの処理や直火の禁止など、キャンプ場のルール事項について書面でのチェックシートの記入が必要になります。
また、事前の予約などは行っておらず当日の到着順に受付を済ませていきます。
受付を済ませた証として、このような青いバンドを貰いますので手首に巻いておきましょう。
トイレ
トイレはキャンプ場の入口あたりにあります。
少し仕様が変わっていて、全自動トイレとなります。
利用者がトイレに入るとセンサーが感知し、自動でトイレの水が流れるようになっていました。
人が出てしばらくすると止まります。
なんでも循環式のトイレだそうで、処理された水を再利用して使っているみたいです。
中はこのようになっています。
見ての通り全自動で水が流れるため、流すボタンはありません。
また、冬季(12月~2月)に関しては寒さが厳しいため、水は断水しています。
女子トイレ横の貯水タンクで手洗い可能です。
手前の蛇口と奥の蛇口、どちらともひねると水が出てきました。
手洗い専用なので節水は心がけてください!
炊事場
炊事場はキャンプ場から少し坂を下ったところにあります。
冬季は断水されていて水が出ませんので、利用している方はいませんでした。
水は多めに持参した方が良さそうです!
駐車場
駐車場は約20台ほど駐車できる広さでキレイでした。
これは再開にあたり舗装されたようで、キャンプ場入口付近まで舗装されていました。
サイトまでは歩きなので、キャリアなどで荷物を運ぶ方は助かりますね。
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