投稿日:2021年1月27日 | 最終更新日:2021年8月18日
本記事は一部にプロモーションを含みます
空気がキーンと冷える冬。
オンシーズンよりも人が少なくなったキャンプ場は、苦手な虫もほとんどいないしとっても快適!
冬は日没が早く、他の季節よりも長い時間星空を楽しむことができます。キラキラと瞬く星たちの中に天の川を見つけられることも。
富士山の見えるキャンプ場なら、この時期ならではの真っ白に冠雪した富士山を直近に見ながらキャンプをすることだってできちゃいます。
せっかくギアを揃えてキャンプをするなら、ぜひ冬キャンプも挑戦してみたい!と思っている方もいるのでは?
そんな冬キャンプを快適にするためには、暖房器具が必須!キャンプに持って行ける暖房器具をご紹介します。
電源付きサイトで利用できるおすすめ暖房器具
冬キャンプでは電源付きサイトを選ぶか、そうでないかで大きく過ごし方も変わってきます。また用意するキャンプギアも若干かわってくるので、自分がどう過ごしたいかをしっかりと考えてキャンプに望みましょう。
ホットカーペット
テント内のフロアの上に敷くと一気に暖かくなるホットカーペット。地面からの冷気による底冷え対策に効果的です。
こたつを作って下に敷けば熱源として利用することもできます。
我が家はこたつ布団の代わりに、封筒型シュラフを使ってキャンプ用簡易こたつを作っています。
ホットカーペットは厚みがあって嵩張るため、積載に余裕がない場合はレンタルするというのも1つの手。
電源コードはどこの電源サイトでも共通で使えるので、20メートル以上のものを一つ持っていると便利です。
アイリスオーヤマ ホットカーペット 2畳 176×176cm IHC-20-H
kowa ソフトタイプ 延長コード 15A・20m 3ツ口 クロ KM10-20 日本製
電気敷き毛布
ホットカーペットよりもコンパクトに持ち運べる電気毛布も暖を取るのにオススメです。我が家ではシュラフの下に敷いて使うことが多いです。
電気毛布は熱が逃げやすいので、上に掛けるよりも下に敷いたりシュラフの中に入れるなどして使うようにしましょう。
また、ホットカーペットを使わずに電気毛布だけの場合、銀マットなどの底冷え対策用マットは忘れずに!
Sugiyama 電気敷き毛布 日本製 洗える ダニ退治 140×80cm NA-023S
電源なしサイトで利用できるおすすめ暖房器具
行きたいキャンプ場に電源設備がなかった場合でも諦める必要はありません!電源設備がない場合は電源無しで暖を取れるギアを準備しましょう!
薪ストーブ
ゆらめく炎を眺めながら暖を取れる薪ストーブは憧れる人も多いのでは?
雰囲気が良いのはもちろん、薪を燃やす炉内と煙突部分から熱を発するため、熱効率が非常に良く、キャンプで使える暖房器具の中でも暖かさは断トツです!
ただ、組み立てと片付けにはある程度の時間がかかり、掃除などのメンテナンスも欠かせません。通常の設営時間に加えて薪ストーブの設置に何分かかるのか、特に撤収時はチェックアウトの時間に間に合わせるためにも、把握しておく必要があります。
また、薪ストーブの煙突部分が倒れたりしないように、安全に設営することも大切です。
※テント内での火器使用は自己責任となりますので、使用する際は換気を十分行い一酸化炭素警報機を必ず設置しましょう。
G-Stove Heat View 本体セット 薪ストーブ
ホンマ製作所 黒耐熱窓付時計型薪ストーブ
灯油ストーブ
家庭でも利用できる灯油ストーブは、薪ストーブよりも手軽でキャンプに持ち込みやすいです。
また、薪ストーブは夜間寝る時は火が消えてしまうため、灯油ストーブと併用して使うのも良いでしょう。
灯油は燃焼過程で水分が発生するので、加湿機能もあるのが嬉しいところ。
出力によって暖かさが違うので、テントの大きさに合わせて選ぶのがオススメです。
我が家が冬キャンプで使っているアラジンストーブは出力があまり高くないため、外気温が低い時や大きなテントの時はもう一台コンパクトなパープルストーブを併用しています。
ファミリーで大きいテントを使うことが多い場合は、一台で出力の高いアルパカなどのストーブを利用するのも良いかと思います。
ストーブによっては運搬時に灯油が漏れてしまうものもあるため、注意が必要です。
アラジン (Aladdin) 石油ストーブ ブルーフレーム グリーン BF3911-G
アルパカストーブコンパクト(TS-77JS-C)
ガスストーブ
薪ストーブや灯油ストーブよりは熱量が少ないですが、足もとを暖めたいときなどに効果的なのがガスストーブです。
着火が簡単ですぐに暖かくなるのも良いところ。
大きなストーブを持ち込めないような小さいテント内の暖房器具としても便利です。
イワタニ カセットガスストーブ ポータブルタイプ マイ暖 CB-CGS-PTB
キャンプでの暖房器具の賢い使い方
これまでにご紹介したとおりキャンプで使える暖房器具たちはさまざまあります。そのまま使うだけでももちろん暖かさを感じることが出来ますが、せっかくの熱源を効率よく使えてないかもしれません。せっかくなら賢く使って更に快適なキャンプを楽しみましょう。
ストーブファンや風防板で暖房効率アップ
幕内のストーブの熱をより効果的に循環させるストーブファンやサーキュレーターは、1つあるだけでもテント内の暖かさがアップします。
特にストーブファンは電源や電池を使わずにストーブの上に乗せるだけなのでお手軽。
風防板はストーブの熱を反射し、前方へ送り出す効果があります。
そのため、テント内の端にストーブ、壁側に風防板を設置することでテント全体を効率よく暖めることができます。また、風防板があることで、テント生地を熱から保護する役割もあります。
ストーブだけでなく焚き火周りでも使えるのでとても優秀なアイテムです。
Qfun ストーブファン
キャンプグリーブ 大型風防板
熱源を湯沸かしや料理に活用
上部が平らなストーブなら、水を入れたヤカンを乗せてお湯を沸かすことができます。蒸気で加湿効果もあって一石二鳥!
お鍋を置いて煮込み料理を作ることもできます。
外は寒くても、暖かいテントの中で暖かい料理が食べられるなんて最高ですね。
前の日に作って食べきれなかった焼き芋を、温め直すことだってできちゃいますよ。
寒さ対策であると便利!湯たんぽやカイロ
湯たんぽや使い捨てカイロも念のため備えておくと安心です。シュラフが冷たくて中々寝付けないなんてこともなくなります。
直火可の湯たんぽならストーブの上に置いて温めることもできます。
小さい子供がいて火傷が心配という場合は、電気式のエコたんぽを利用するのもオススメ。
電源があれば専用の充電器で10分ほどで温められます。
湯たんぽやエコたんぽは複数使いすればホットカーペットのように、こたつの熱源にすることもできます。
マルカ 湯たんぽ
モンターニャ エコ湯たんぽ
まとめ
寒い冬でも暖かく快適に過ごせる暖房器具。
自分のキャンプスタイルに合ったものをうまく活用すれば、冬キャンプの敷居も下げられます!
冬にしか見られない景色の中でのキャンプを楽しんでいきたいですね。