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投稿日:2019年2月2日 | 最終更新日:2021年8月17日
ルアー・テンカラをはじめ、疑似餌を使う釣りはたくさんありますが、フライフィッシングもそのひとつ。フライ(毛ばり)と呼ばれる疑似餌を作る「フライタイイング」には、フライフィッシングの楽しさが凝縮されています。
■フィールドで使うフライは変わる
ひとくちにフライフィッシングと言ってもフィールドが幅広く、渓流や本流・湖や海、または管理釣り場など、楽しみ方はいろいろです。対象魚もヤマメやイワナ以外にもレインボートラウトやシーバス、世界視野でみるともっとバラエティ豊か!対象魚やフィールド、自分の好きなフィッシングスタイルに応じて、選ぶタックルも千差万別です。そしてそれは使うフライにも同じことが言えます。
■準備するフライは多種多様
筆者の場合、主に渓流を釣ります。ドライフライと呼ばれる水面に浮かぶタイプのフライやニンフやイマージャーと呼ばれる水中に沈むタイプのフライを多く使用します。早春のガガンボやユスリカ・コカゲロウ・トビケラに始まり、大型のカゲロウ、夏のテレストリアル(甲虫類)…。
シーズン中に釣りに行きつつ、こういった多種多様なフライを準備するのは至難の業と言えます。目の下にクマをつくって会社に行かないためには、計画的にことを進めなくてはなりません。
■冬はタイイングシーズン
フライフィッシャーを抱える多くの家庭では、渓流が禁漁期である晩秋から冬のシーズン、デスクにバイスが常設されます。少し散らかりますが、この重要な準備期間はとても短いので、そんなことは気にしていられません。
筆者がこの釣りをとても好きな理由のひとつに、晴耕雨読の歓びが味わえることが挙げられます。気持ちの良い季節には外に出て、悪天候や極寒の季節には、家の中でも小忙しく釣りのことを考えながらタイイングをすることができます。
完成したフライを見ると、使うシチュエーションや魚がバイトする瞬間を想像してワクワクします。少しずつ巻き進めていくうちにフライボックスが埋まってくると、心がとても落ち着きます。禁漁期も楽しめるなんて、フライフィッシング最高!
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